★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

2008-06-11 03:38:38 | 映画(か行)
<T784/2008/A089/S052>

今週の平日休みは、川崎チネチッタで2本。
その1本目。
これって、黒澤明監督作品のリメイクだよねーーー。
でも、主人公が変わってたりして、昔のイメージとは違うみたい。
もちろんひらりんは、オリジナルは未見ですが。
2008年製作の時代劇系サスペンス・アクション、118分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaさんより引用させてもらいました。
時は戦国時代、とある地方に秋月、早川、山名という互いに隣接した3つの小国があった。ところがある日、秋月が突然山名に攻め入られ陥落。しかし、莫大な秋月の軍資金は城から消えていた。一方、その軍資金探しを強制させられていた金堀り師の武蔵(松本潤)と木こりの新八(宮川大輔)は隙をみて逃走、すると偶然にも秋月の隠し金を発見する。だがそれも束の間、2人の前に現われた六郎太(阿部寛)という男とその弟に囚われ金も奪われてしまう。実は六郎太は秋月の武将で、弟の正体は秋月家の唯一の生き残りである雪姫(長澤まさみ)だった。彼らはお家の再興を図るため、軍資金を持って早川へ逃げようとしていた。そこで武蔵たちは、成功した暁の分け前と引き替えに、山名領を横断して早川領へ脱出する奇策を提案。こうして一行による過酷な逃避行が始まるのだが…。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意です↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
主人公の「武蔵」・・・「むさし」じゃなくて「たけぞう」です。
山名に入る関所で、バレそうになるが・・・なんとか通過。

しかし姫である事が武蔵らにばれて、内輪もめ。
金を持って逃げようとするが、六郎太に捕まり、
姫も嘘をついてたことを謝り何とか旅を続けることに。
それにしても、その場で姫が「裏切り御免」と言うものか???
ところで武蔵・・・実は山名の出身で地の利があったのね・・・
そして一行は、山名の火祭りに乗じて逃げようとするが・・・
追っ手に追いつかれ、六郎太と雪姫は捕らわれの身に・・・。
武蔵は六郎太の機転で、気絶させられ無事・・・
新八はずっと金を載せて押してきた荷車が祭りの火の中に入っちゃったのを見届けてて無事。
武蔵は雪姫救出の為、山名の居城に潜入・・・
もちろん、地元の仲間も手伝ってくれたし・・・
新八も金塊もろとも捕まってくるし・・・。
ここでの武蔵の作戦は・・・
お城の中で井戸を掘ると称して臭気(ガス)を堀り出して混乱させ・・・
その間に姫を救い出す・・・という作戦。
お城の上のほうでは山名の司令官・鷹山(椎名桔平)が金のありかを六郎太と姫に詰問。
新八と共に持ってこられた金は・・・実はニセモノ。
雪姫によると、秋月の民100人にひと塊づつ持たせて早川に逃がした・・・との事。
民衆なんか信じてない鷹山は、その話を信じないが・・・
てな事いってるうちに、ガス発生・・・混乱に乗じて武蔵が姫のもとに・・・
六郎太と鷹山は因縁の対決・・・
ダースベイダーみたいな鷹山が負けるのはわかってたけど・・・。
結局「城・ガス・爆発」する前に脱出成功・・・無事早川の城に到着するが・・・
門を開けると、100人の秋月の民が待ってたのでした。
武蔵は手柄の分け前も貰わず、カッコつけて「裏切り御免」返しをしたのでした。

とまあ、こんなお話。
オリジナルは知らないので比較は出来ないけど・・・
まず気になったのは、主人公の武蔵と雪姫の関係。
途中からお姫様に対してタメ口きいて、「ユキ・・・俺と一緒に逃げるぞ」なんてセリフ・・・
あり得ねーーーーーでしょ。
ジャニーズ使えば客呼べる・・・からって、松本潤がこの役に適してたかは???

雪姫役の長澤まさみも、イマイチだったなぁ。。。
男装したり、口きけないふりしたりと、難しい役なんでしょうが・・・
もともと姫の役なのに・・・奥ゆかしさとか風格が感じられず・・・。
それに比べて阿部ちゃんと宮川大輔の配役はすべってなかったね。
大輔のセリフは「酒・女・飯」がほとんどだったけど。
あと合格点があげられるのは、映像とテンポ。

お城が二つも大爆発するとは思ってもみなかったし・・・
結構逃げるシーンとか、対決シーンも上手く撮れてて迫力があったね。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
黒澤作品のリメイクは・・・去年観た「椿三十郎」。
時代劇系スペクタクルといえば、阿部ちゃん主演の「大帝の剣」。
 

という事で今回は・・・
悪人度・・・
武蔵も最後に言ってましたが、悪人じゃなくて、小悪人くらいの主人公だったね。
お姫様には敬語くらい使って気遣ってあげるのが、日本人というものですよっ。



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1 コメント

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TBありがとうございました (sakurai)
2008-06-13 08:22:41
松潤、結構良かったですよ。
とあたしは思ってますが、彼のタレントぶりを堪能しました。
この映画は、期待度0だったのが、よかったのかもです。
リメイク、ジャニーズ、長○まさみ、○○監督という悪い条件が何拍子もそろってこれだけの出来でしたから。

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