「毛皮のエロス／ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」

<2007/A167/S89>
今月はニコール・キッドマンの新作「インベージョン」も公開になるし・・・
予告どおり「ニコちゃん祭り」月間にしましょう。
その１本目。
タイトルからしてエロチックだし・・・
「映倫 R-18」指定でーーーす。
現代は「FUR: AN IMAGINARY PORTRAIT OF DIANE ARBUS」。
２００６年製作のボーボー系エロチック・ロマンス、１２２分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね）
今回も書き溜めてるレビューがどっさりあるので、あらすじ部分はgoo 映画さんから抜粋させてもらいました。
あらすじ
1958年、ニューヨーク。裕福な家庭に育ったダイアン・アーバスは、ファッション・カメラマンである夫アランのアシスタントとして働きながら、心の中には常に自分のいる世界に居心地の悪さと不安を感じていた。そんなある日の夜、ダイアンは隣に越してきた、マントで全身を覆い、マスクを被った男・ライオネルの異形に激しく心を奪われる。そして意を決し、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす……。
(毛皮のエロス　ダイアン・アーバス　幻想のポートレート - goo 映画)

ココからひらりんレビュー
ニコちゃん・・良妻賢母だったけど、金持ち両親には逆らえず、プレッシャーの日々。
両親は「毛皮=FUR」の広告・販売で財を成してたので、原題ともなってるのかなっ。
そしてビックリしちゃうのが、隣人ライオネル・・・
なんと毛むくじゃらの先天性？多毛症・・・。
普段はマントとマスクで姿は隠してるが、頭は良さそう・・・。
そんな彼の魅惑の囁きについつい部屋を訪ねるニコちゃん。
言われるがまま、服着てプール？巨大湯舟に浸かり、びしょびしょになったり・・・
彼の部屋に通じてる屋根裏部屋への非常階段を開通させちゃったり・・・
ジワジワと自我が目覚めてく・・・。
そんな嫁さん見てたら、普通の旦那さんはビビリますおさん・・・
そう、旦那はニコちゃんの親の会社のフォトデザイナーみたいな立場で完全にマスオさん状態。
異形のライオネルには、いろんなハンデを持った友達がいて・・・
パーティーに行くと、いろいろな姿・形の人が登場してきました。。。
とってもショッキング・・・。
でもでも、ニコちゃんにとっては、とっても新鮮・・・興味津々。。。
遂には一線を越えてしまう、人妻。。
しかし、ライオネルの多毛症は命短い病気で、長くは生きられなかったのね。
それを悟ってて、最後見守ってくれる女（ひと）を求めてたっ・・て事らしい。
そんなこんなの経験をしたダイアン・アーバスさんは、
次第にフリークス（肉体的・精神的な障害者、肉体的・精神的に他者と著しく違いがある者、他者と著しく異なる嗜好を持つ者など）に、
のめり込んだ写真家になっていきました・・・というお話。

これって実話というより、ダイアン・アーバスへのオマージュとして作られたというので、
たぶん多毛男とかの出来事はフィクションなんでしょうね。
それにしても、最後に多毛男の全身の毛を剃ってあげるニコちゃん・・・
とってもエロチック。
毛皮のエロス・・・というより、「人毛のエロス」って感じかなっ。

余談ですが、実在のダイアン・アーバスさんはフリークスにのめり込みすぎ？？で４８歳で自殺されたそうです。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ライオネル役はロバート・ダウニー・Ｊｒ・・・
「キスキス、バンバン」で主演してたけど、忘れたぁ。
ニコちゃん作品は・・・ひらりんほとんど観てるけど・・・
今回オススメするのは、「記憶の棘」。
「毛皮～」は厄介な男でしたが、「記憶～」では厄介な子供が登場します。
　

という事で今回は
ニコール・キッ度・・・
毎回採点の甘いニコちゃん作品ですが・・・。
実在の人物の映画化は難しそうだけど、
ちょっと変わった趣向に走った芸術家としてみると、いい題材だったと思いまーーす。
それにしても、他人に毛を剃ってもらうのって、だいぶエロッぽいね。


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最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりなので、
ちと悔しい・・・ので・・・、
この映画を見て、「ニコちゃん出演の０８年３月公開予定の「ライラの冒険」も観に行くぞ」・・・
とひらりん同様意気込んでるあなたっ・・・
　　　　　　　　　　　
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