★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「252 生存者あり」

2008-12-17 03:38:53 | 映画(な行)
<T903/2008/A208/S125>

今週の平日休みは、ポイント2倍キャンペーン中の109シネマズ川崎で。
レスキュー隊員役ばかりの伊藤英明と
どう見ても「うちの・まさあき」とは読めない内野聖陽の主演。
2008年製作の日テレ系気象パニック、128分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaさんから引用させてもらいました。
首都圏を襲った直下型地震から数日後の東京。都市機能はほぼ回復し、いつもの日常を迎えようとしていた。だがそんな中、地震の影響で海水温度が急上昇し、太平洋上に未曾有の巨大台風が発生する。その猛威は間もなく湾岸に押し寄せ、巨大な雹や高潮による洪水が凄まじい勢いで都心になだれ込んでくるのだった。その頃、元ハイパーレスキュー隊員の篠原祐司(伊藤英明)は、娘しおり(大森絢音)の誕生日を祝うため妻(桜井幸子)と銀座で待ち合わせをしていた。しかし、妻と娘は途中の地下鉄新橋駅でこの台風による災害と人々のパニックに巻き込まれ、離ればなれに。そして、祐司は家族を救うため新橋へ急行する。一方、祐司の兄でハイパーレスキュー隊の隊長を務める静馬(内野聖陽)は、部隊を率いて懸命の救助活動にあたっていた…。

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左りクリックのままマウスを動かしてね)
1.地震・津波・台風の三重苦パニックだよーー。
2.しかし、数日前に予測しておきながら、何も対策しなかった気象庁の人災では???
香椎由宇温水洋一の気象庁職員が、勝手に災害現場に行くのもおかしいんじゃないの。
3.娘を探す祐司は元ハイパーレスキューだからともかく、
娘と韓国人ホステス(MINJI)は倉庫に隠れて助かったけど。
山田孝之木村祐一は地下鉄内の爆水地獄でよく助かったなー。
4.食料は無いものの、地下鉄新橋駅の旧駅舎は電気も通っていて広々だし、
避難場所としては最適・・・
5.仲間割れしそうになりながら・・・
ここで地上に向け「2 5 2」の信号を打電・・・
生存者のひととなりも、一応ストーリーで重要だったのね。

6.負傷の韓国人ホステスは輸血が必要で・・・
キム兄の持ってた水槽浄化装置を改造したり・・・
山田孝之は、実家が開業医だけど、医療過誤で裁判になってて、
ヤル気をなくした研修医って役だったし。
7.元ハイパーレスキューの祐司は、みんなの命を救うべく、生存者をまとめていくが・・・
本人は仲間を見殺しにしたトラウマから隊員を辞めてたのね。
8.ソーコーしてる間に、天井が崩落・・・しおりが埋まってしまう。
この子・・耳が不自由で手話なんだけど、
大人がやってた「2 5 2」の打電を見てて、
生き埋めの中で叩いて、生存を教えてのね、えらいっ。

まさか、子供だけ死なすシナリオじゃねーだろうな・・・と、疑ってました。
9.一方地上では、「2 5 2」の打電が通じ、レスキュー隊も対策を・・・
救出口確保の為に地上を爆破・・・
台風の目に入ってる18分間にヘリで吊り上げる・・・というものだけど・・・
感情に流されて、危険すぎるミッションをやってるみたいだよーー。
10.子供・韓国人ホステス・山田・木村と順調に助けられるが・・・
祐司と兄・静馬とレスキュー仲間が昔話・・・している場合かぁ!!!
またまた生き埋め・・・
隊長は脱出するが、あとは・・
ここで、最大のヤマ場・・・
しおりちゃんの初セリフ・・・・いや初生声の「パ  パ  」。
その後、救助犬が祐司を見つけ、
祐司が仲間の隊員(山本太郎)を担ぎ上げたまま生還・・・
別に担ぎ上げなくても・・・と思うけど。

●内野はNHK大河ドラマ「風林火山」の山本勘助のイメージがまだ残ってる。
●兄の救助現場で被害に遭う弟夫婦は、ある意味ラッキーだよね。
●ろうあ者の子供の叫びは母の桜井の涙より効果絶大だったね。
●いきなりおっきな雹(ひょう)が降り注いだり、津波が襲ったり・・・
逃げまどう群集・・・襲い掛かる大水・・・
みたいなパニックシーンは、息を呑む凄い迫力で期待通りだったね。
●津波に襲われたお台場のフジテレビ社屋を2回も映し出し・・・
しおりちゃんの持ってたポーチは、TBSのブタのキャラみたいだし・・・
なんかヘンな日テレ映画でした。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
日本ぽいパニック映画といえば「日本沈没」かなっ。
伊藤英明の「LIMIT OF LOVE 海猿」も観たけど「ポセイドン」みたいだったね。
  

という事で今回は
パニック度・・・
パニック映像は大迫力で良かったけど・・・
ストーリーは都合よすぎ・・・
多くの人が被害にあって亡くなってるはずなのに・・・。


●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この映画を観て、ひらりん同様「気象予報士の石原良純は何やってたんだ」・・
と思ったあなた・・・
                
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございました (KGR)
2008-12-18 01:09:18
全体としてはよく出来ていたと思うのですが、
ところどころ気になる部分がありました。

要は「脚本の粗とくどい演出」で、
特にお涙ちょうだいのシーンが
スローで延々と流れるのは辟易でした。
返信する
TBありがとうございました (junf)
2008-12-18 10:19:21
初めまして、junfと申します。

パニックシーンは迫力満点だったのですが、私もKGRさんと同じく、家族愛の長い長いラストシーンにゲンナリしました。

ただ、タフな伊藤英明さんはカッコよかったです♪
返信する
真似? (たいむ)
2008-12-18 16:44:37
こんにちは。
好意的な目では見ていますが、フジの真似して滑ってるところはありますよね(^^;
良いところは良いのだけど・・・ですねw
返信する
リサーチなさすぎ (にゃむばなな)
2008-12-18 16:59:49
この映画の製作陣は自然災害に遭われた方に対して何もリサーチされていないのではないでしょうか?
地震を経験したり、台風の目に入った経験がある方ならこの映画がいかに何もリサーチしていないかは凄くよく分かるのではないでしょうか。

ほんと、そう思わざるを得ないほど酷い映画でした。
返信する
なんかもおおお (sakurai)
2008-12-19 09:19:31
見てて、だんだん腹立ってきましたよ。
よっぽど途中で出たくなりましたが、マジに最後まで我慢でした。
ひどかったですね。
最初の気象庁の扱いから、犠牲になったレスキューから、外車の営業の扱いから、ただパニくくる人たちから・・・・。
で、締めはあの担ぎののっし、のっし。
もう見たあと、あたしの2時間半とお金を返してぇ、でした。
返信する
Unknown (さる)
2008-12-21 03:49:58
久しぶりに来てみたら変わってますね~!
見やすくなってグッドです^^
相変わらずここで映画をみた気分に
なってます、ポチっとな~しときました^^
返信する
トラバありがとうです (くう)
2008-12-28 03:26:46
「海猿」とか「日本沈没」とか色々思い出しちゃいました^^;
決して面白くないワケじゃないんだけど、
どうも、ご都合主義的シーンが多く。。。
この人たち、どんだけ不死身なんだと^^;
返信する

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