津和野に着いたのが午後4時少し前でしたが、最初に太鼓谷稲成神社を
訪ねました。
上方写真の様に豪奢且つ威厳を備えた建造物が建ち並んでいます。
安永2年(1773年)に7代津和野藩主亀井矩貞公が津和野藩の安穏鎮護と
領民の安寧を祈願する為に津和野城の表鬼門に当たる東北端の太鼓谷の峰に
京都の伏見稲荷大社から斎き祀ったのが始まりであると伝えられています。
爾来歴代藩主の崇敬が篤く、廃藩後には一般庶民にも開放され参拝することが
出来るようになり、御神徳は霊験とともに全国に崇敬されるようになって今では
日本五大稲荷の一つに数えられております。
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)女神で五穀豊穣と衣食住の神、
そして伊弉冉尊(いざなみのみこと) 女神と伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の国造りの
神々になっています。
この神社のみ稲成と著わすのは、御神徳の願望成就の成の字を一字採っている
ようです。
社殿のと共に境内から津和野の街並を烏瞰した写真を載せていますのでご覧に
なって下さい。
以上津和野太鼓谷稲成神社のリポートでした。