さぬき市のみろく自然公園の一角にこの旧恵利家住宅はありました。
これは17世紀末頃に建てられた県内最古の農家住宅で国の重要文化財
に指定されています。
柱は栗で出来ており、屋根は茅葺で寄棟造りとなっています。その内部、
外部の写真を上に撮っておりますのでご覧下さい。古色蒼然たる趣が逆に
新鮮な造形美を創出しているように感じます。
簡素かつ質素な造作は当時の農家の方の生活が厳しいものであったと
いうことを想像し、感情移入せずにはおられません。後世の我々がこうして
文化的な生活が送れるのも、これら先人の艱難辛苦の賜物であると感謝を
致しております。
旧恵利家住宅を見学した後は同じ公園内の椿が両サイドに植樹
された椿の散歩道を家族で漫ろ歩きしました。満開の椿の花を観賞
する予定でしたが、残念ながら殆ど花が散ってしまった樹とか、殆ど
蕾ばかりの樹ばかりで満開と言える樹は有りませんでした。それでも
何とか頑張って写したのが上方写真です。
この公園には季節毎に色々な花の散歩道がありますので、季節
に応じた散歩道を愉しむことが出来ます。
散歩を満喫した後はここから車で数分の友人宅を訪れて暫くの間
歓談をして友人に別れを告げました。
帰りは高松港から宇野港までフェリーを利用しました。自宅を出て
から相当長い旅にも拘わらずエミーが全く乗り物酔いをしなかったのは
驚きでした。褒めてやりたいと思います。
以上駆け足で讃岐路の旅を伝えました。
次回はエミーの成長日記を予定しています。