つれづれなるままに弁護士(ネクスト法律事務所)

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腫瘍マーカーの数値(16)

2014-07-16 21:20:34 | 親父の肺癌

久しぶりの更新である。

先週金曜日に証人尋問期日が入っており、その準備に忙殺されてとてもブログの更新にまで手が回りませんでした。

証人尋問は@山形地方裁判所鶴岡支部なので、先週金曜日は日帰りで鶴岡出張。

ところが、「台風18号の接近で羽田から飛行機が飛ばないかもしれない」という(裁判長の慎重な)判断で証人尋問期日は10月31日に延期(しかも、結局、飛行機はちゃんと飛んだ、というおまけ付きだ。)。

おかげで他の仕事まで滞り始め、ここ10日ほど、黙々と仕事ばかりしている私である。

そろそろ過労で倒れるとか、持病の喘息の発作が出てもいい頃合いだ

と思うが、何故か、元気いっぱいだ。健康診断で中性脂肪と悪玉コレステロールの値が基準値を(大きく)上回っていたので3ヶ月後の再検査を命じられた以外は至って健康である。

 

ところで、腫瘍マーカーの数値(14)の内容について、親父から

『2012年11月15日に主治医からもらった説明書では、「手術は困難。次の手としては放射線と化学療法となる」と書いてあるので読者のみなさんに謹んでお詫びの訂正記事を掲載せよ』

との指令が主治医から貰った説明書のコピー同封で届いた。

証拠を添えて主張を提出するあたり、さすが弁護士の親である。親父は俺の血をひいてるからな。逆か。

うむ。これは一本取られた。俺の記憶違いか。と、送られてきた2012年11月15日の説明書のコピーを読んでみる。

「この進行度の肺癌に対しては手術療法による根治療法は困難です。手術が困難な場合、次の手としては放射線療法と化学療法となります。通常放射線療法と化学療法を組み合わせることが多いですが、副作用が強くなりやすいです。平岩さんの肺をみるともともと肺がタバコなどの影響もありあまりよくなさそうなので、両方の治療を行えるかどうかは良く検討が必要です。今後肺機能など検査を行った上で決定したいと思います。」

とある(アンダーライン筆者)。

私が主治医の説明を聞きに行ったのは11月20日だった(「インフォームド・コンセント」参照)。

結局、私が説明を受けた時点では、「放射線療法は困難」との結論に主治医が達しており、その旨を私に説明したので、親父の記憶と私の記憶に齟齬が生じたらしい。ま、親父が、「いずれにしろ三大療法はやらないと決めているのだからどうでもいいことだが」と手紙の中で書いているとおり、どうでもいいといえばどうでもいいのだが。

いずれにしろ、正確な経緯は上記のとおりである。

「謹んでお詫び」はしないが、「謹んで追加説明」奉る次第にござ候。

 

というわけで、親父の腫瘍マーカー検査結果(2014年6月30日時点)は以下のとおり。

(  )内は前回検査時(2014年5月30日)の検査結果。

ProGRP 67(66)※基準値81以下 肺ガンに特有の腫瘍マーカー

CEA 3.0(4.0)※基準値5.0以下 胃・大腸・肝臓ガンに特有の腫瘍マーカー

NSE 15.1(14.4)※基準値16.3以下 小細胞肺ガン、神経芽細胞腫に特有の腫瘍マーカー。告知時(2012/10/11の数値は22.8)

CA19-9 37(35)※基準値37以下 膵臓・胆道・胃・大腸・肝臓ガンに特有の腫瘍マーカー【これまでの経過を見ると、この数値だけがたまに基準値を超える。すぐに元に戻りますが。】

【免疫力の数値】

アルブミン 4.2(4.0)※基準値3.8~5.3

リンパ球 37.0(38.5)※基準値18.0~59.0

ガンの大きさは

上部 縦2.01cm(2.17cm)

    横2.37cm(2.49cm)

    奥行−cm(−cm)

下部 縦2.85cm(2.66cm)

    横4.85cm(4.21cm)

追伸:親父の肺ガンとは何の関係もないが、「スマホからブログを更新するとFBに自動的にシェアされてしまう」という怪現象はIT達人のMさんが私のスマホの設定をいじってくれたおかげで、瞬時(時間にして27秒程度)に解決しました。Mさん感謝。

ブログアプリとFBの設定の関係も教えて貰ったので(おおよそ3分の1くらいは理解した。)、今後は「FBerの仲間たちにも読んで欲しい」と思うブログの記事のみシェアすることにする。ちなみに、この記事はこの「追伸」をFBerの仲間の皆様に読んで欲しい、というただそれだけの理由でシェアしちゃうぞ。もちろん自分の意志でだ。

FBerのみなさん、今後の(私の確固たる自己顕示欲に基づく)シェアを楽しみに待たれよ。

 

 


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