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携帯電話のデザインで重要な“インハウス”の質

2005-02-27 13:00:03 | 携帯電話など
<コラム>
携帯電話のデザインで重要な“インハウス”の質

 コラムの筆者の主張は何度か「携帯電話は車産業のように成熟した」と指摘していて、このコラムでは、「従ってキャリアの持つデザイン部門の質が重要になってくる」と指摘している。
 その通りだが、それではちょっと寂しい。それに、携帯電話は登場してどの程度の時間が経ったのだろうか。成熟する、にはちょっと早いように思う。
 それは、2つの点からだ。

 技術の進歩はとても速い。が、人間の発想力がそれに追いついていないように思える。例えばカメラなんて、J-Phone の端末がヒットするまでは NTT ドコモなぞはケータイに入れようとも思っていなかったはずだ。
 まだ、ケータイでできたらいいことはたくさんあるはず。それが見つかれば、カメラのように技術はすぐに要求に応えてくれるはずだ。ケータイが技術的に成熟しているのは、何も新しいものが思いつかない内に技術がそれまでの要求を満足しているだけだと思う。

 また、今のケータイは成熟したと言ってもまだ技術的に甘いところがある。重い、大きい、カメラ画質が悪い、遅い、などだ。パーフェクトな端末はまだ無く、まだまだ改良の余地はあると思う。

 確かに、最早デザインで訴えなければユーザに違いを訴えられないところまでは来ている。しかしわたしは、着実に技術を進歩させ、かつ、何か新しいサービスを考えそれを実現してユーザに訴えないと、ユーザにそっぽを向かれてしまうようなところにもいるのだと思う。
 何となく、デザインにのみ注力し、技術的に進歩しないメーカがいるように見える。そのメーカは危険だと思うのだが・・・
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