eTrex H を購入した。
以前のエントリで記載したように、Garmin の eTrex シリーズが軒並み高感度化される。eTrex H は文字通り、黄色い eTrex の高感度版だ。基本的には従来版の黄色い eTrex と同等で、GPS 感度が向上し、その代わりに電池のもちが悪くなっている。
Garmin のページを見ても、特に SiRFstarIII とは記載が無いので、異なる GPS チップを用いているものと考えられる。それは、どの程度の感度を持つのか。
これは、GPS好きとしては黙ってはいられない。気になってしかた無いので(苦笑)購入してみた。
本日の夜に届いたのであまり試せていないが、外へ出たり部屋の中を行ったり来たりして少し動かした分では、間違いなく感度は向上している。SiRFstarIII と比べてどうかは分からないが、大いに期待できる感触だ。そもそも、GarminのGPSレシーバー(SiRFstarIII搭載機以外)で、部屋の中で測位できるということ自体に喜んでしまう。
今まで使用してきた Foretrex101 は感度が低く、ちょっと何かの陰に隠れると衛星を見失ってしまっていた。それが致命的に問題になるケースは無かったが、できるだけアンテナ部が上を向くように気をつけてつけてみたりして、なかなかに気を遣う。それが無くなればと考えている。
また、カシミール3D 8.7.2 で(正式には未対応ではあるが)トラックデータを読み出せることを確認できた(試す場合は自己責任でお願いいたします)。
ただ、使用感は Foretrex 101 の方が上だ。液晶画面は大きいものの見づらく、またスイッチも慣れの問題かもしれないが押しづらい。しかしログ取りと割り切るには大きすぎる。
本当は英語版のeTrex Vista HCxあたりがいいのかもしれないが、日本のお店経由ですぐに購入できるのが eTrex H だったので、そうなってしまった。とは言うものの、eTrex 高感度シリーズの感度を試す分には、eTrex H で十分だ(日本のお店から買うと高いですが・・・)。
この高感度GPSを低消費電力化した上で、Foretrex 101 や Geko にも載せて欲しいものだ。
(箱)
(本体)