世界100カ国でGPSナビが使えるHSDPA端末――Nokia「N95」 (ITmedia)
ノキア、初のHSDPA・GPS搭載端末「N95」を発表 (ケータイWatch)
ノキア、NシリーズにGPSを搭載し、ナビゲーションサービスを提供 (ケータイWatch)
Nokiaの携帯は“ねずみとり”の場所も教えてくれる……かもしれない (ITmedia)
ノキアNシリーズのマーケティング担当者にN95のGPS機能を聞く (ケータイWatch)
NokiaはGPS機能やおサイフケータイをどう考えているのか――Nseries責任者に聞く (ITmedia)
ノキアがイベントで、N95 というケータイを発表した。これはノキアとして初めての HSDPA 端末ということだが、特徴がもう1つ。GPS を積んでいる、というものがある。画面は 2.6 インチの QVGA だ。
内蔵されたGPS受信機と「NAVFone」というソフトウェアでは、以下のことが実現できるとのことだ。
・今の位置検索
・周辺検索
・目的地への音声ナビ
・周辺のガイド(有料)
・世界100カ国で地図を提供
また、外付けの GPS 受信機とソフトがあれば、他のケータイでも上記機能を使用できるようにするそうだ。
電子コンパスは搭載していない。
地図データは年に2回更新される。
現状は、車での移動や近距離の徒歩ナビゲーションを目的としているようだ。列車の乗り換え案内には対応していない。記事によると高速道路でのナビゲーションにも対応しているようだ。
GPSに関しては、仕様が公開されていることが特徴だ。サードパーティーがGPS機能を用いたナビゲーションサービスなどを展開することができる。またGPS機能はインターネットに接続さえできれば利用可能だ。
何でも「屋根がある屋内でも測位できる」そうだが、これは感度が高いことを意味しているのだろう。例えば -152dBm 程度あれば(わたしの車では)車内でも測位できたし、-159dBm の SiRFstarIII であれば、1階建のファミレス店内でもトラッキングで測位はできた。またケータイの Assisted GPS であれば、最初の測位でもトラッキングに比較的近い測位性能を得ることができる(N95 が Assisted GPS に対応しているのかは不明)。
またマーケティング担当者によると、「それ(N95)以降の端末では、GPS搭載のラインナップを強化していきます」(記事)だそうだ。
なぜ、今ノキアが GPS なのか? というのが記事を読んでもイマイチよく分からない。まぁ、位置情報サービスが今後重要になると見込んで、というのは確かなのだろうが。
それにしても、どの程度のものが供給されるのかは不明ではあるものの、世界100ヶ国で地図を提供、というのはすごい。ちなみに Global Navitime は現在18ヶ国だ(海外の地図・ルート探索サービス「Global NAVITIME」の対応エリアを拡大)。
また特徴的なのは、GPS の仕様がオープンであり、かつインターネットに接続できれば使えてしまう、という点だ。世界100ヶ国で地図を提供、ということは、その100ヶ国では位置情報が使えるということなので、世界各地で使用できる位置情報サービスがノキアのケータイを使うことにより提供できるということになる。
(StandAlone 測位であれば GPS の電波が届けば使えるが、時間がかかり感度も悪い。仮に Aassisted GPS であれば、対応するエリアでないとアシストデータを提供できない。この辺り、N95 の仕組みが気になる。もし Assisted GPS 方式で世界100ヶ国に対応しているのであれば、それらの地域で高速・高感度の測位ができるということになる)
N95 で使われている Series60 は、自分でプログラムを組んでケータイで使用することができる。
何か、位置情報サービスに関しておもしろいことが起こりそうだ。
ノキア、初のHSDPA・GPS搭載端末「N95」を発表 (ケータイWatch)
ノキア、NシリーズにGPSを搭載し、ナビゲーションサービスを提供 (ケータイWatch)
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ノキアNシリーズのマーケティング担当者にN95のGPS機能を聞く (ケータイWatch)
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ノキアがイベントで、N95 というケータイを発表した。これはノキアとして初めての HSDPA 端末ということだが、特徴がもう1つ。GPS を積んでいる、というものがある。画面は 2.6 インチの QVGA だ。
内蔵されたGPS受信機と「NAVFone」というソフトウェアでは、以下のことが実現できるとのことだ。
・今の位置検索
・周辺検索
・目的地への音声ナビ
・周辺のガイド(有料)
・世界100カ国で地図を提供
また、外付けの GPS 受信機とソフトがあれば、他のケータイでも上記機能を使用できるようにするそうだ。
電子コンパスは搭載していない。
地図データは年に2回更新される。
現状は、車での移動や近距離の徒歩ナビゲーションを目的としているようだ。列車の乗り換え案内には対応していない。記事によると高速道路でのナビゲーションにも対応しているようだ。
GPSに関しては、仕様が公開されていることが特徴だ。サードパーティーがGPS機能を用いたナビゲーションサービスなどを展開することができる。またGPS機能はインターネットに接続さえできれば利用可能だ。
何でも「屋根がある屋内でも測位できる」そうだが、これは感度が高いことを意味しているのだろう。例えば -152dBm 程度あれば(わたしの車では)車内でも測位できたし、-159dBm の SiRFstarIII であれば、1階建のファミレス店内でもトラッキングで測位はできた。またケータイの Assisted GPS であれば、最初の測位でもトラッキングに比較的近い測位性能を得ることができる(N95 が Assisted GPS に対応しているのかは不明)。
またマーケティング担当者によると、「それ(N95)以降の端末では、GPS搭載のラインナップを強化していきます」(記事)だそうだ。
なぜ、今ノキアが GPS なのか? というのが記事を読んでもイマイチよく分からない。まぁ、位置情報サービスが今後重要になると見込んで、というのは確かなのだろうが。
それにしても、どの程度のものが供給されるのかは不明ではあるものの、世界100ヶ国で地図を提供、というのはすごい。ちなみに Global Navitime は現在18ヶ国だ(海外の地図・ルート探索サービス「Global NAVITIME」の対応エリアを拡大)。
また特徴的なのは、GPS の仕様がオープンであり、かつインターネットに接続できれば使えてしまう、という点だ。世界100ヶ国で地図を提供、ということは、その100ヶ国では位置情報が使えるということなので、世界各地で使用できる位置情報サービスがノキアのケータイを使うことにより提供できるということになる。
(StandAlone 測位であれば GPS の電波が届けば使えるが、時間がかかり感度も悪い。仮に Aassisted GPS であれば、対応するエリアでないとアシストデータを提供できない。この辺り、N95 の仕組みが気になる。もし Assisted GPS 方式で世界100ヶ国に対応しているのであれば、それらの地域で高速・高感度の測位ができるということになる)
N95 で使われている Series60 は、自分でプログラムを組んでケータイで使用することができる。
何か、位置情報サービスに関しておもしろいことが起こりそうだ。