駐車違反取締と位置情報

　駐車違反取り締まり強化に伴い、位置情報関連でいくつかニュースがある。とりあえず列挙してみたい。

違法駐車取り締まり強化と、携帯ビジネスの意外な関係
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0606/02/news067.html

地図の「昭文社」、株価急上昇　駐車場ガイドに熱い注目
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200606020027a.nwc

「ATIS交通情報」で駐車違反取締の路線情報提供
http://www.atis.co.jp/
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/29453.html

「EZナビウォーク」などで違法駐車の取り締まり強化に対応
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0605/31/news041.html
au、ナビウォークと助手席ナビで放置車両重点取締区域を表示
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0531/
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/29413.html

アルプスの地図に写真をマッピングする新サービス

アルプス社、写真共有サイト「Flickr」の写真を地図にマッピングできる「ALPSLAB photo」（β 版）を公開 (プレスリリース)
アルプス社、地図に写真をマッピングする「ALPSLAB photo」 (ケータイWatch)
Flickrの画像と地図をリンクさせる「ALPSLAB photo」 (ITmedia)

　アルプス社は7日、写真共有サービス「Flickr」の写真を地図にマッピングできるサービス「ALPSLAB photo」を公開した。
　これは、Flickr の写真に位置を示す情報「geotag」を付加し、その情報を元にアルプス社の地図サービス、ALPSLAB base にマッピングするサービスだ。

　従来から Flickr には geotag という情報が存在し、これを Google Maps や Google Earth で利用するというサービスはあったようだ。今回、この geotag がアルプス社の地図サービスでも利用できるようになった。

　特徴は、Flickr の写真に対し、ALPSLAB 側で地図を見ながら簡単に geotag を付加でき、これを ALPSLAB base の地図上で閲覧できることだ。
　写真に日付が入ることは一般的だが、今後は写真に位置情報が入ることが広まっていくと考えられる。そのときに、このような位置と写真を閲覧できるサービスは重要になっていくだろう。

　ALPSLAB のサービスはどんどん向上している。わたしは従来、Blog への地図貼り付けは「ちず窓」を利用していたのだが、ALPSLAB に移行した方がよいのかもしれない。

　ところで、地図に Exif がついていた場合にはこれを簡単に利用できないのだろうか。恐らくそのような手段は既にあると思うので、ちょっと探してみたい。

Super Mapple Digital Ver7 発表

震災時帰宅支援情報も入手できる!電子地図ソフト「スーパーマップル・ デジタル バージョン7」発売 (ニュースリリース)
昭文社、震災時帰宅支援情報を追加したＰＣ用電子地図ソフトを発売
昭文社、電子地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.7」 (PC Watch)

　昭文社は7日、地図ソフトの新バージョン「Super Mapple Digital Ver.7」を発表した。7月7日からの発売となる。(6/9に昭文社のページにニュースリリースが掲載されたので追加。6/11)
　特徴は、
・1/25000縮尺の地図が追加。従来は1/200000, 1/50000, 1/10000 の３種類だった。
・最新の市町村合併に対応。
・Pocket Mapple が、Windows Mobile 5.0 for PocketPC に対応。
・「震災時帰宅支援マップ」情報をダウンロードにより追加可能。
などだ。

　どれも注目すべきトピックスだが、まずは Windows Mobile 5.0 に対応したことが大きいだろう。個人的には、Super Mapple Digital の魅力の１つが、標準で PDA に対応していることだと考えているからだ。Mio P350 などには Pocket Mapple Digital Ver.7 がバンドルされることになっていたが、これでようやく W-ZERO3 を含む一般の Windows Mobile 5.0 ユーザーも Pocket Mapple Digital を利用できるようになった。

　また、「震災時帰宅支援マップ」は昨年100万部を超えたベストセラーとのことで、注目できる。

　地図については、従来 Super Mapple Digital は閲覧できる地図の縮尺種類が少なく、その欠点を補うものとなる。ただ個人的には、より広域側を用意して欲しかった。

　最後に、最新の市町村合併に対応しているのは当然だが、重要なトピックスだ。

　価格は、バージョンアップ版で１万円を超えるくらいとのことだ。