ひらけいメモBlog@goo

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本格化する「ケータイナビ」時代

2005-12-09 08:57:05 | GPS
本格化する「ケータイナビ」時代
 重要な事項を再認識させてくれる、神尾寿氏のコラム記事。

 今回は、ケータイナビについてだ。書き出しは Vodafone live! NAVI で、神尾氏の評価は高い。そしてコラムでは触れられていないが、折りしも昨日インクリメントPによるナビソフトの記事も発表されていた。

 コラムでの論点として、
・2007年のGPS標準搭載に向け、GPS 関連のサービス成長が期待される。
・コンシューマーだけではなく、ビジネス用途も。
・ケータイではテレマティクス(リアルタイムの情報提供)が当たり前。
・地図を扱うため、大型・高精細液晶のニーズが。
・ニューロポインタのようなアナログ入力デバイスのニーズが。
・地図をケータイ側に蓄えるような使い方も出て、メモリーが大容量化する。
・ガリレオの登場により、ケータイの位置情報サービスに影響。
・準天頂衛星が仮に実現すれば、ケータイが最大のアプリケーションに。
などを挙げ、最後に
「まずはGPS、そして将来のポストGPSをにらんで、携帯電話向け位置情報サービス/コンテンツの重要性は高い」と結んでいる。

 すべてが、納得できる内容だ。
 ナビに関連しては、わたしはこれに加えて、「外部表示・操作機器」が広がらないかな、と思っている。
 まず表示は、どう大型化・高精細化しても、ケータイはケータイで、限りがある。例えば1セグ受信用のカーテレビなどに Bluetooth で画像を飛ばすなどはできないだろうか。
 次に、入力デバイスだ。ニューロポインタもよいが、カーナビ用途とすればタッチパネルとリモコンがあると便利だろう。CEATEC でキー入力部分が液晶タッチパネルのケータイがデモされていたがあのようなデバイスや、上記のテレビ側にタッチパネルをつける。
 カーナビはリモコンがついているが、ケータイはそれ自身がリモコンになる。ただあまり調子に乗って使っていると道路交通法に引っかかってしまうが。

 ついでに、車速センサなどの情報を参照できると便利だが、それはやりすぎか。

 外部機器は当然オプションで、使いたい人のみが導入すればいい。最低構成はケータイ1台。選択肢が広がりそうだ。


 2006年後半にはGPSつきケータイが増えてくると考えている。それに向けてこの1年で、GPS 関連のどのようなサービス(ナビに限らず)が出てくるのか、そしてどのような機器が出てくるのか、楽しみだ。
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前もって調べておいた場所に行きたい1/(連載?)初心者のためのGPS入門講座7

2005-12-09 08:11:54 | GPS
「前もって調べておいた場所に行きたい」場合は、次の2種類が考えられる。
・地図つきハンディGPS
・GPS+PDA

 地図無しハンディGPSでも使えないことは無いが、ちょっと難しいので候補からは外した。何を選ぶかは難しいところで、わたしは「GPS+PDA」にしているが、これから購入される方はしばらくお付き合いいただければと思う。


eTrex Vista-C(カラー表示、日本語版) eTrex Vista-C
GpsMap60CS【日本語版】(USBケーブル付き) GPSMAP 60CS

「地図つきハンディGPS」は例えば eTrex Vista-CGPSMAP 60CS の日本語版などだ。
 これらはGPS専用機なので、GPSということであれば扱いやすいし、頑丈だ。屋外でも安心して使うことができる。基本的にこの用途の場合は屋外で見ながら移動するこということが多いので、これが一番のメリットになる。
 前もって場所を登録するためには、MapSourceカシミール3Dというパソコンソフトを使えば、比較的簡単にできる。

 他の選択肢と比較し、地図つきハンディGPSの利点・欠点は次のようになる。

 利点
・とにかく頑丈。雨に多少濡れても壊れない。アウトドアに最適。
・長時間使える。最低でも10時間、モノによっては30時間近くはもつ。さらに乾電池を使用しているモデルが多く、電池が切れれば取り替えればよい。
・専用機であり、屋外で動きながらでも扱いやすい。
・小さく軽い。
・目標地点を「ウェイポイント」としてカシミール3Dというパソコンソフトで作成し、それをハンディGPSで簡単に見ることができる。
・移動する道筋を「ルート」としてカシミール3Dというパソコンソフトで作成し、それをハンディGPSで簡単に見ることができる。
・ハンディGPS上で、「ルート」「ウェイポイント」を表示することができ、かつ次のウェイポイントまでの距離や方向なども表示することができる。
・電子方位磁針や高度計を持つモデルもある。

 欠点
・高い。日本の地図を使える日本語版モデルはとにかく高い。
・(わたしには)地図が見づらい。慣れれば大丈夫なのかも・・・
・25000分の1の地図全てはハンディGPSのメモリに入りきらない。GPSMAP 60CSの搭載メモリは38MBだが、MapSource日本地形図(トポ)を全て入れると188.9MB(いいよねっと FAQより)になる。なおGPSMAP 60CSの場合、25000分の1地図をインストールしなければ20万分の1が使われる。
・パソコンでの場所の検索が、MapSourceカシミール3Dだとちょっとやりづらいかも?
・地図データのインストールにやや時間がかかる。


 GPSメモも一緒にどうぞ!
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渋滞情報、携帯に発信 運輸局、道トラック協会と実験

2005-12-09 00:30:15 | GPS

渋滞情報、携帯に発信 運輸局、道トラック協会と実験(北海道新聞)


 北海道トラック協会と北海道運輸局は、トラック業者を対象にGPSつきケータイを活用した道路情報提供の実験を始める。とりあえずできることは、


・ケータイから渋滞情報を見る。
・ノロノロ運転が続くと自動的に渋滞という情報をサーバに送信。
・運転手は、渋滞の原因をメールでサーバに送信。選択式らしい。
・情報はPCからも確認可能。


 まぁおもしろいかもしれない。どの使えるのかは細かな仕様を見てみないと分からないが・・・ とりあえず、運転手が渋滞の原因をわざわざメールで送る、というのはあまり期待できないような。


 また「道路交通法違反だろう」という記事を見かけたが、手で持って話したり画面を見たりしなければ特に法律上の問題はないのだと思う。

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