本格化する「ケータイナビ」時代
重要な事項を再認識させてくれる、神尾寿氏のコラム記事。
今回は、ケータイナビについてだ。書き出しは Vodafone live! NAVI で、神尾氏の評価は高い。そしてコラムでは触れられていないが、折りしも昨日インクリメントPによるナビソフトの記事も発表されていた。
コラムでの論点として、
・2007年のGPS標準搭載に向け、GPS 関連のサービス成長が期待される。
・コンシューマーだけではなく、ビジネス用途も。
・ケータイではテレマティクス(リアルタイムの情報提供)が当たり前。
・地図を扱うため、大型・高精細液晶のニーズが。
・ニューロポインタのようなアナログ入力デバイスのニーズが。
・地図をケータイ側に蓄えるような使い方も出て、メモリーが大容量化する。
・ガリレオの登場により、ケータイの位置情報サービスに影響。
・準天頂衛星が仮に実現すれば、ケータイが最大のアプリケーションに。
などを挙げ、最後に
「まずはGPS、そして将来のポストGPSをにらんで、携帯電話向け位置情報サービス/コンテンツの重要性は高い」と結んでいる。
すべてが、納得できる内容だ。
ナビに関連しては、わたしはこれに加えて、「外部表示・操作機器」が広がらないかな、と思っている。
まず表示は、どう大型化・高精細化しても、ケータイはケータイで、限りがある。例えば1セグ受信用のカーテレビなどに Bluetooth で画像を飛ばすなどはできないだろうか。
次に、入力デバイスだ。ニューロポインタもよいが、カーナビ用途とすればタッチパネルとリモコンがあると便利だろう。CEATEC でキー入力部分が液晶タッチパネルのケータイがデモされていたがあのようなデバイスや、上記のテレビ側にタッチパネルをつける。
カーナビはリモコンがついているが、ケータイはそれ自身がリモコンになる。ただあまり調子に乗って使っていると道路交通法に引っかかってしまうが。
ついでに、車速センサなどの情報を参照できると便利だが、それはやりすぎか。
外部機器は当然オプションで、使いたい人のみが導入すればいい。最低構成はケータイ1台。選択肢が広がりそうだ。
2006年後半にはGPSつきケータイが増えてくると考えている。それに向けてこの1年で、GPS 関連のどのようなサービス(ナビに限らず)が出てくるのか、そしてどのような機器が出てくるのか、楽しみだ。
重要な事項を再認識させてくれる、神尾寿氏のコラム記事。
今回は、ケータイナビについてだ。書き出しは Vodafone live! NAVI で、神尾氏の評価は高い。そしてコラムでは触れられていないが、折りしも昨日インクリメントPによるナビソフトの記事も発表されていた。
コラムでの論点として、
・2007年のGPS標準搭載に向け、GPS 関連のサービス成長が期待される。
・コンシューマーだけではなく、ビジネス用途も。
・ケータイではテレマティクス(リアルタイムの情報提供)が当たり前。
・地図を扱うため、大型・高精細液晶のニーズが。
・ニューロポインタのようなアナログ入力デバイスのニーズが。
・地図をケータイ側に蓄えるような使い方も出て、メモリーが大容量化する。
・ガリレオの登場により、ケータイの位置情報サービスに影響。
・準天頂衛星が仮に実現すれば、ケータイが最大のアプリケーションに。
などを挙げ、最後に
「まずはGPS、そして将来のポストGPSをにらんで、携帯電話向け位置情報サービス/コンテンツの重要性は高い」と結んでいる。
すべてが、納得できる内容だ。
ナビに関連しては、わたしはこれに加えて、「外部表示・操作機器」が広がらないかな、と思っている。
まず表示は、どう大型化・高精細化しても、ケータイはケータイで、限りがある。例えば1セグ受信用のカーテレビなどに Bluetooth で画像を飛ばすなどはできないだろうか。
次に、入力デバイスだ。ニューロポインタもよいが、カーナビ用途とすればタッチパネルとリモコンがあると便利だろう。CEATEC でキー入力部分が液晶タッチパネルのケータイがデモされていたがあのようなデバイスや、上記のテレビ側にタッチパネルをつける。
カーナビはリモコンがついているが、ケータイはそれ自身がリモコンになる。ただあまり調子に乗って使っていると道路交通法に引っかかってしまうが。
ついでに、車速センサなどの情報を参照できると便利だが、それはやりすぎか。
外部機器は当然オプションで、使いたい人のみが導入すればいい。最低構成はケータイ1台。選択肢が広がりそうだ。
2006年後半にはGPSつきケータイが増えてくると考えている。それに向けてこの1年で、GPS 関連のどのようなサービス(ナビに限らず)が出てくるのか、そしてどのような機器が出てくるのか、楽しみだ。