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BLOOD+ ロシアン・ローズⅠ

漲月 かりの/挿絵 高城リョウ


色々とアニメと見比べたいので、ファーストキスの方の感想はもう少しあとになりそうです(>_<)


ネタバレ満載ですのでご注意を。アニメでも明かされてないネタも含まれてますので。

BLOOD+小説版の1つです。
時代は1910年代、漫画版のBLOOD+Aの少し前に当たる話になります。
1883年に小夜がディーヴァを解き放ってしまい、約30年・・・―
小夜は赤い盾に身を寄せ、翼手退治の任務を請け負うことになる。
赤い盾メンバーの少年達と共に、社交場に赴いては翼手の情報を集める日々を送るが・・・―


■登場人物■
マクシム・・・赤い盾の少年。5人の中ではリーダー。温和で優しい。
ヴォレリ・・・赤い盾の少年。マクシムを慕っている優等生タイプ。
キリル・・・赤い盾の少年。見た目は繊細だが、毒舌。
エドアルド・・・赤い盾の少年。寡黙。
ロジオン・・・赤い盾の少年。思ったことをすぐに口にする奔放な性格。

ダーニャ・・・小夜の面倒を見てくれるメイド。

フェリクス・・・公爵。ドミトリィと仲良し。
ドミトリィ・・・大公。皇族の遠縁。

グレゴリー・・・皇族に信頼の置かれていている。
アナスタシア・・・アレクセイの姉の皇女。
アレクセイ・・・皇太子。アナスタシアやグレゴリーが大好き。
ユーリ・・・グレゴリーに使えている謎の男。

※赤い盾の少年達は、動物園のジョエルの研究によって生み出された。その為、身体には歪みが生じている。キリルが最もその侵攻を受けている。


■感想■
あまり期待してなかったんですが。普通に面白かったですよ!! 続きが気になります。
あとがきによると、「小夜とハジのロシアでの数日間」らしいのですが。上手く、フランス過去編も織り交ざっています。
そして何より、ハジ小夜だよ、ハジ小夜!
笑えるくらいハジが小夜小夜してます。行動がストレートなハジが笑えます。
「ハジが必要!」と言ってもらいたくて「小夜が望めば私は貴女の前から消えます」とかカマかけるハジ! 小夜に真意は伝わらずに失敗。
小夜に挨拶するマクシムにガン飛ばして威嚇するハジ! 小夜はそんなことはつゆ知らず・マクシムには笑われる始末。
血を失った小夜にムリヤリ口移しで血を飲ませるハジ! しかも積極的だったよ!小夜には逃げられるんだけど。
小夜とマクシムにヤキモチを焼いてヴォレリにナイフを投げつけるハジ! ただイヤミを言おうとしただけなのにギャフンなヴァレリ・・・
小夜をダンスに誘おうとするフェリクスとドミトリィの間に入って小夜をエスコート。見事に小夜とのダンスパートナー権争奪戦に勝利なハジ!
・・・・などと色々と頑張っているハジさんですよ。

ハジ小夜 好きさんにはオススメですよ。

個人的に気に入ったのがキリル。
あの口の悪さがたまらない。綺麗な言葉なのに毒舌・・・ステキだ。
でも社交パーティーの招待状の選別をしていたりと、案外 働いていそうだよ。エドとロジオンは何も仕事してないイメージなんだけど。
小夜のドレス姿を「貧相」と言ってのけたくせに、それに見合うだけの豪華な首飾りを用意してたなんて、何て素直じゃない良いヤツ オーラが出てますよ。
とか思ってたら、1巻にして死亡フラグ?

ロジオンについては、強くて要領の良いカイみたいなヤツだろうと脳内変換。
小夜を『兵器』としてジロジロ見ていたくせに、翌日には楽しそうに小夜と稽古してたり。良いヤツじゃん。

マクシム。
彼は懐中時計を持っていたってことは、ジョエルの名を継ぐ者・・・なのかな??
唯一 最初から小夜を人として扱ってくれた人ですが。そしてハジのヤキモチに苦笑いしている人ですが。

ヴォレリ。
ハジにナイフを投げつけられるシーンで気に入った!(ぇ)
要領悪いというか、墓穴掘りというか、バカな子ほどかわいいというアレですね。

エドアルド~は・・・見せ場がなかったもので。


そして小説版にもでてきたのがグレゴリー、アナスタシア、アレクセイ。
物語の絡みとしては、グレゴリーが仮面舞踏会で小夜と会った位ですね。
そしてユーリ!!!
まさか小説版でこの名前を目にするとは!
アニメで出てきたソーニャ(グレゴリーが擬態していた少女)のパパですよ。ビックリ。


小夜が、シュヴァリエの生態をまだ知らないような所が切ないですね。ハジに「眠った?」とか「食べた?」とか普通に聞く小夜に、言葉を濁すハジ。最初から知ってたってワケじゃないんだなぁ。
そして家政婦と化すハジ。小夜の食事はお手の物。新しいロシア式のティーセットだってすぐに使いこなして、早起きして市場にだって行っちゃいます。女店員や社交場の姫君に大人気なハジ・・・微笑ましい。
そうそう、ハジってロマ出身らしいですよ。12歳で動物園にやってきて、19歳のときに時間が止まったみたいです。
・・・・19歳 (゜Д゜≡゜д゜)エッ!?
あ、よく見たら違った(笑)でも思ってたより若いよ!


さて、ロマノフ篇(この小説の時間軸)と同時進行で、小夜は昔のことを度々 振り返ります。そう、30年以上前の動物園での幸せな時間のことを。
ロシアで社交界に出たりして翼手を追っている小夜ハジ+赤い盾5人衆もいいのですが、こっちのフランス過去編も中々 面白いのですよ。フランス過去編だけで小説出されていても、買うかもしれないくらい。
アニメにもあった『初対面のツンツンなハジ』とか『ハジが泣いちゃった時』が絡めてあって 萌え。そして小夜はジョエルが大好きだったんだなぁ~ってことが伝わってきます。
ディーヴァとの出会いが結構 書かれてますよ。
なんと、『ディーヴァ』と名付けたのは小夜だったそうで。ビックリだよ。ディーヴァに扉ごしに言葉を教えたのも小夜。うぅ~ん、なるほど!って感じのエピがいくつもありました。


2巻が楽しみですが・・・・一体 いつ出るんだろう。

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