クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

コルリクワガタ・2022-北部の異なる山塊

2022-05-24 22:05:40 | ニシコルリ(兵庫県北部)

今年は発見できなかったB山に産卵痕のある材を探しに出かけたところ

幸運にもブナの新芽で成虫を見つけました。

 

日時:2022年5月22日14:00〜17:30 場所:B山

天候:晴れ 時々強めの風 気温:24度前後 標高:約920〜1050m

*ここでは分類に変化があっても認識できるように

 コルリクワガタxx山個体群として位置づけています。

今回のB山個体も瓢箪坊主さんがゲニ抜き調査してくださいました。

瓢箪坊主さん、ありがとうございました。

 ↓ 結果はこちらをご覧ください

 

『続・”コルリ判別の考察”』

先日のコルリ判別の続きとなります。便宜上、A山とB山と表記。先の記事ではA山の生体のゲニです。A山はニシコルリ。この個体群の採集記はこよみさんのブログをご覧く…

亀と虫

 

 

↓ 産卵痕付の材は、谷筋の湿気たところがおいしい

↓ マークの数は少なかったが産卵痕を発見

↓ 雪に覆われていたであろう柔らかブナにて(コクワガタに見える)

↓ ほとんどの場所で新芽は開いていた

↓ 日陰や谷筋の残雪付近を探す

↓ 残雪付近のブナ

↓ コメツキに思わずハッとする瞬間! 

↓ これもコメツキムシ

↓ コルリメスかと思えばよく見る顔ぶれ

↓ 16時頃 オス発見!

↓ しっかり探して回るとここにもオスが

↓ メスも発見 

↓ 典型的な画像が撮れました!

↓ 持ち帰り個体

 

今年のB山新芽採集はあきらめ、産卵痕付の材探しに行ったはずが

新芽採集になりました。

発見できたのは6オス2メスの計8頭でした。

そのうち3オス2メスを持ちかえりました。

日陰や谷筋の残雪は5月中旬になってようやく溶け

雪下で眠っていた個体が出てきたのでしょう。

 

↓ この時期のコルリは、雪に支配される

 



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