クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

少しだけクルビデンス・4

2016-03-19 23:18:31 | クルビデンス(bhutan)

種親死亡

2013年から飼育をしてきた

ブータンのクルビデンスが☆になりました。




メスは昨年の12月に、オスは今年2月に。

その間、毎年10頭ほどの子孫を残してくれました。





このクルビデンスはチュカ産の飼育代6代目になり

我家にやってきた年から4年近く経ちましたが

その子供たちは繁殖させていません。

したがって進んだ累代は1代で

今いる幼虫や成虫はすべて飼育代7代目になります。


欲のある幼虫餌交換

これまでの記事でも書いているように

私の飼育センスでは菌床交換しても

それに見合うだけの大きさに羽化しないことがよくあるため

今回も最後の菌床に朽ち木を埋めて

そのまま羽化させようと思っていたのですが

頭が際立って大きく見える幼虫が1頭いるため

ついつい欲が出てしまい

新たなカワラ菌床1.5Lに投入しました。


↓交換前 2か月半経過 カワラ1.5L


↓こちらはいつもの大きさでした

↑このサイズで75mm前後に羽化すると思います。

↓大きな頭をしていた幼虫



これまで見てきた頭とは明らかに違う大きさ

5カ月物のため、もう少し大きくなるような感じがします。

もしかして親より大きくなるのでは・・・





そんなわけで、欲のある餌交換をしました。

↓親78mm台




今年の繁殖

今年の繁殖は、昨年羽化したメスと

この夏に羽化するであろうオスとの組み合わせで

飼育代8代目に突入します。


↓摂食・休眠充分、昨年羽化のメス3頭



↑この姉妹は、上翅右側の会合線から数えて1~2列目の点刻列間の

胸部から腹部中央にかけての点刻がやや少ないように見えます。

やはり血統とか系統とか 

そういうものでしょうか?

また、この系統は800ml菌床1本で

46mm前後と粒がそろいます(♀)



↓この時点で蔵卵しているのだろうか?



実際の繁殖は秋になりそうですが

今年も10頭ほど子孫を残してくれたらよいと思います。

補足:
*タイトルに番号が打ってある記事は

 カテゴリーから入るとその飼育過程等が繋がります。



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