農園日記

首都圏におしゃれでかわいい農園を作りたい!
農園開始までの楽しい道のり。

トホでサンテミリオン

2006-09-10 | 旅行/ヨーロッパ(農園参考)
9/10 パリ→サンテミリオン(フランス)

今日は朝10:10発の電車でボルドー、そしてサンテミリオンへグリーンツーリズム第2弾の実行。
ジュリは昨日夜遅かったのに、朝私たちの時間にあわせて起きて朝ご飯の用意をしてくれる。
そしてアレックスが電車が出発するモンパレナスの駅まで送ってくれる。
最後まで本当にありがとう。東京に来たら是非お世話させてね!

今日はボルドーまで3時間TGVに乗って、リボンヌという駅までローカル電車に乗りタクシーでサンテミリオンへ向かう。
レンタカーはどうしようか考えて、明日リボンヌで借りることにした。
ボルドーからだと車で1時間以上近くかかるみたいだし、あんまり走行距離が長くない方が安心。

今日はリボンヌからサンテミリオンの中のSt.Hippolyte(読めない)という町の
Chateu Monlot Capet(シャトーモンローカペかな)にタクシーで向かう。
駅からの道の途中には、見渡す限りの葡萄畑!!
木の背丈は低く刈られ、木の下の方に葡萄がわんさかなっている。
すごいー!
サンテミリオンの近くに行くと、本当に一面の葡萄畑と所々にシャトーが建っている。

初めて見る光景に興奮ししばらく行くとシャトーモンローに到着。
とてもきれいで大きな建物。ホテルみたい。
こちらは元々7haの葡萄畑を持っているワイン醸造家で、2000年からこの建物を購入してシャンブル・ドットにしたらしい。
マコンのジュリーの家とは全然違うけど、こちらはこちらで素敵。
部屋の窓からは果てしなく続く葡萄畑が見える。

B&Bなので夜ご飯はない。サンテミリオンの街まで行かないと食べられないので、夕方向かうことにした。
景色が良く元気もあったのでせっかくだから葡萄畑を見ながら、歩いて行ってみることにした。
タクシーで通った感じだと、ちょっと遠いけど行けないことはない感じだった。
シャトーの人に歩いて行けるか聞いてみると、ゆっくり歩いても30分あればつくという。
安心して向かう。

途中の葡萄の木を観察し、畑や景色を楽しみながら進む。
夕方18:00過ぎだけど、日差しがきつく暑い。
そして20分経過。もうちょっと??30分経過。全然つかない!!
結局1時間ほど歩いてやっと到着。まじで??
とても楽しく歩いてきたけど、疲れた。。そして帰りは大丈夫か?
外灯も少なく、かなり距離がある。タクシーに乗れなかったら歩いて帰れるの??
でも私はとても楽しくて、最悪歩いて帰っても良いかなと思う。
でもタクシーに乗れるほうがいい!

ちょっとブラブラして、レストランへ入りサンテミリオンのワインを頼んでみる(もちろんグラスで。)
よくわからないけどおいしいな~
そして最悪の事態に備えて、なるべく日が落ちきる前の21:00前に帰れるといいなと思ったけど
お店がどんどん混んできて料理は出てこないし、ウェイターのお兄さんが1人でテンパッテいる。
これはタクシー呼んでもらえないかも。。

予感は的中し、頑張って声をかけてみるが自分で電話しろと番号をもらう。
私が電話をかけてみるけど、英語がお互いよくわからないしどうやらもう終わった様子。

最悪の状況になり、結局21:30過ぎにすっかり真っ暗な中とぼとぼ歩きはじめる。
暗いし、時々通る車は結構スピードを出している。
ちょっと怖い。でも夜の探検みたい。
まぁこれはこれで楽しいかな。変な人はいなそうだし。安全といえば安全。

ただ実は行きはなだらかな登りになっていたようで、帰りは下りなので早い。
そして涼しいから歩きやすい。
行きより早く30分程度で到着した。

でもこんなに歩いたの久しぶりで、二人とも着替えもお風呂も入らないままベットの上で寝てしまった。
思い出の一夜になった。