貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

かわいい溶岩

2024-06-12 19:54:20 | 単品

溶岩です。16ミリのビーズです。かわいいです。



「何でこんなん買った?」と言われるかな。(何を今更)
「安くて変なものがあるとついポチっとしてしまう」という悪癖が作動しまして。

溶岩というのはマグマが噴火して固まったもの。恐いですね。
昔、知り合いと信州に旅をしたことがあって、そのうちの一人が小学生の息子君を連れていた。で、浅間山の名所・鬼押し出しへ行ったところ、息子君が急にパニックになった。恐い恐い、噴火する、と騒いで、駆け足で逃げ出した。一同きょとん。その後帰りのバスでも息子君は「ここまで来たら大丈夫だよね」と何度も後ろを振り返っていた。「溶岩恐怖症」というのがあるのだと初めて知った。
もしかしたら彼は前世で浅間山の大噴火に遭遇し、火砕流に飲まれるか火山弾に直撃されるかして死んだのかもしれない。鬼押し出しを作った天明の大噴火は1783年。主に群馬県に大きな被害を及ぼした。この時吾妻村で「人柱」になって死んだ少女「タエ」が現代愛知県の女性に生まれ変わっているという事例がある。本になってテレビでも放映された。(何の話だよ) 生まれ変わりはあるのですよ。気をつけないとまたこの苦しい現世に生まれ変わるよ。(こらこら)
噴火というのは溶岩や灰がドーンと噴き出し、空まで行って拡がって降ってくるというイメージがあるけど、一番恐いのは、直ぐ上に噴き出したのがそのまま落ちてきて、山肌を流れ落ちる「火砕流」というやつのようで。浅間山もヴェスヴィオーズも、それで多くの人が死んだ。雲仙普賢岳のマスコミが荷担した惨劇は記憶に新しい。(いや君がオジジだからそうなので今の人たちは知らないからw)
恐ろしいは恐ろしいけど、火山の噴火の様は、なぜかとても魅力的ではある。今アイスランドではいくつもの火山が噴火していて、その映像がネットで流れているけれど、つい見入ってしまう。実際見てみたくもある。何でしょうかね。強大なガイアのパワーはやはり神聖なものなのか。ちなみに火山から噴き出る硫化水素ガスは一瞬で生命を殺すから、火山を眺めながら瞬死というのも楽でいいかもしれない。(後始末の迷惑を考えなさいw)

溶岩というのはだいたい玄武岩とか安山岩とかのごっつい岩で、水蒸気などが噴き出した穴がぼこぼこ開いている。
荒々しすぎて観賞用にはちょっと。と思いきや、けっこう売ってる。穴に苔や草を生やしてみたり、そのまま敷いたり据えて庭石にしたりするらしい。溶岩恐怖症の息子君はそんな庭見たら卒倒するでしょうな。
富士山溶岩なんていうのもある。富士信仰の人が買うのかな。あちきは富士信仰はよくわからない。大昔山歩きをしていた頃は、富士山は登るには面白くないくせにどの山より高いというのが気に入らなかった。けれど東京のあちこちには「富士塚」の名残がある。どうもよくわからない。
軽石に近いものを植木鉢にしたのもある。水はけがいいからいいのかな。軽石はどんなマグマからもできるけど粘性の高い花崗岩マグマだと水が最後まで含まれていっぺんに弾けるので細かい穴のができやすいらしい。
しかし軽石というのは踵を擦るものという固定観念があって、どうもよろしくない。あ、今の人たちはそういうことはしないのかな? 昔は銭湯でおっさんがみんなやっていた。踵あたりの皮膚は放っておくと変にささくれみたいになって剥けて血が出るから削ってやらねばならない。一番底辺の部分とはいえ体の手入れというのは大事である。(いいんだよそういう話は。つか余談大杉)

この溶岩ビーズのセールスポイントは、穴も小さいということ。普通はこんな小さな穴ではない。だからミニチュアの美しさがある。地球の荒ぶる姿をこうやってミニサイズで楽しむというのもまた乙なものではございませんか。(そうかあ?)
近くで溶岩が採れる方は、丸く磨いて売ったら売れるかもしれない。
……売れないか。


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