コレクション大魔王

命懸けで集めた
男どあほうコレクションを見てちょ。

明星ひかる一平ちゃん

2007-01-29 13:49:26 | Weblog
カラオケを初めて歌ったのは18、9の頃でした。
まだ童貞でした。
下のマイクも持て余していたわけです。
カラオケボックスなど気の効いたものは
この世になくて、スナックのカウンターで
ママの手拍子に励まされながら、とか、
パブのステージに立たされて、とか。
どうにも恥ずかしいもんでした。

もっと前、カラオケがない時代にも
とうぜんヤングには歌いたい欲望があったわけで、
そのお手伝いをしてくれたのが
雑誌「明星」の付録についていたソングブックです。
こいつのお陰でツイストや
原田真二の歌詞を知ることができ、
プレイボーイやGOROとはまた別の意味で
お世話になりました。

写真のソングブックはさらにもっと昔、
昭和30年の明星12月号の付録です。
高田浩吉、美空ひばり、雪村いづみ、
三浦洸一、春日八郎となぜか五人の歌手に絞られ、
持ち歌が紹介されています。
欄外には各歌手のトリビア情報が記されています。
「雪村いづみが信用できる大人は母親だけ」
「雪村いづみが髪の毛を切るのは、
精神上の大事件があった時」
…等、ほっといたれよ!という情報満載。
三浦洸一に限っては、大食漢を表す
エピソードが目立ちます。
「デザートは?と聞かれ、
すましてサンドイッチと答えた」とか、
「大好物は魚で、朝昼晩食べています」とか。
三食とも魚って、お前はアザラシか?
とつっこみたくもなりますが、
よく考えたら前出の5人の歌手のうち
男性で存命なのは三浦洸一ただひとり。
魚ってやっぱり相当な長寿食といえるかも。あるある大辞典。


2 コメント

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平凡派 (高木Who)
2007-01-31 16:00:12
三浦洸一氏のエピソードで思い出しました。

かつて愛読していた平凡の中に、
トシちゃんが自分の悩みとして
「髪の毛が多い」と書いてたことがありました。
その数年後、まさか
「髪の毛が少ないどころではない」と
悩むこともつゆ知らず・・・。
何気ない質問にも、
10年後の自分と相談して答えねば。
と、トシに教えてもらいました。
平凡あなどれないない辞典。
平凡てネーミングどうよ。 (デニ男)
2007-01-31 20:20:23
ありがとう!whoさん!
略して、ありwho!

明星と平凡のような対立構造は他にも
プレイボーイと平凡パンチ、
ポパイとホットドッグプレス、
科学と学習…
などに見られます。

トシ…欧米か!の方が有名ですね、今じゃ。
髪とともに影がどんどん薄くなってった感が。
髪はなが~いともだち。