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迷歩録  もよう

2018-06-11 12:11:11 | 日記
  新緑や  雨に降られて  生き生きと  伸び行くからだ  空にもとどく

                                      ひのひら  ろくべえ





      米朝会談が近づき、マスコミはその話題に夢中である。日本も無関係でない、知らぬぞんぜん

     では、いけないのであろう。勿論積極的にかかわるべきだが、アメリカとの関係のみ重視した偏

     った外交では、それもやもなしと国民は落胆するしかないのであろう。

      日本独自の外交というものを行なえない弱さを認めた上でも、できることはあるのではないだろ

     うか。各国を飛び回って外交上手のポーズ(もよう)をとっているが、実は個人的な利益追求だけ

     なのかもしれないと勘ぐってしまう。それほど現政権は信用と信頼を失っているのではないだろうか。

      つまり「良き政治をしてる(もよう)」をとってるに過ぎないのではないだろうか。

      「もよう」(模様)とは、織物、染物、彫刻などの装飾に施す種々のかたち。ありさま。計画

     趣向。てほん。身振り。(広辞苑)などの意味があるらしい。どの意味とするかは言葉を使う人の

     自由だが、その意図が相手に伝われなければ、伝達という役目を果たさない。

      つまり、コミュニケーションを行う時の基本中の基本であるが、なかなかなおざりにされること

     ではないだろうか。つまり「もよう」とは雰囲気ということも言えるのであろう。この雰囲気を保ち

     ながら、コミュニケーションは、実行されなければならない。

      しかし、そのことだけを強調しすぎて、実態が伴わない時、その人、その団体の信用、信頼は、失

     われて行くのではないだろうか。

      そうならないためにも「もよう」だけでなく、そうしている、そうなってるという実態を提供する

     ことが、大切なのではないだろうか。これは国際的な関係も同じではないだろうか。

      そのような会談を米朝には期待したいものである。

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