烈風や 田畑混ぜくり 戒める 大地に神や 奢らぬように
ひのひら ろくべえ
今日は台風の後の十三夜、月が見えるか、月に祈りを
自然現象というものは、人間の思うようにならない、そんな
存在である事は誰もが解っている。そしてその一部である
人間もまた自然の一部なのであるが、特に身内となると、
そのことを忘れてしまい、自分の思うようにならないと、その
感情を納めきれず、イライラしたり、無視したり、怒りをぶっけ
たりと様々な行動をとる。このことが発展すると、より近い関係
の立場の弱い者に当たるようになる。この感情は非常に危険
である。この感情を処理できなければ酷い場合には、犯罪に
繋がることにもなりかねない。
自分で処理できるという事が、大脳の役割としてある。この
大脳が活動しなくなると、毎日が感情的で、好きか嫌いか、い
いか悪いかなど、限られた二つの答えを当てはめて、判断を
するようになる。答えはいつも両極端の二つしかないという事
になり、その二つだけで判断し選択するので、ゆとりは持てず
いつもイライラ、ぷんぷん、という事にもなりかねない。
対人援助職の人が一番気をつけなければならない感情で
この感情コントロールができることが、最低条件という事にも
なる。つまり大脳を充分に活用した、かかわり方が必要という
ことでもある。
大脳活用的かかわりを身につけたいものである。
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