おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

山行記録  66.伯耆大山(弥山)  その2

2011年12月23日 11時17分26秒 | 日本100名山  山行記録

大山は、中国地方で一番の高峰。

日本海側に位置してこの時期になると積雪もある。

最高峰の剣ケ峰1729mは、登山道が崩落しつつあって危険なため規制されている。

日本100名山ハンターとしては残念なところであるがここは、弥山の1709mを目指す。

問題は、登山口までのアプローチ。

とにかく遠いが九州・北海道ほどではない。

 

平成23年12月20日(火)

新宿・夜8時10分発の夜行バスに乗車、夜道を西へ向かう。

夜行バスは、シートがある程度リクライニングでき、熟睡はできないものの眠ることができた。

翌朝、21日(水)朝6時40分に山陰・島根県の米子駅到着。

そこから7時20分発大山寺行きのバスに乗る。

大山寺8時14分到着。

ここが大山への夏道登山道の出発点となる。

 

 

大山寺バス停のそばには大山情報館があり、ここできれいなトイレを利用させてもらい準備完了。

念のため、スノーシューまで待ってきたので荷物は結構かさばっている。

大山寺駐在所(写真右)に登山者カードを提出し、歩きはじめる。

舗装道路には積雪があり、向う先の大山方面の山は全く見えない。

今日の天気予報は曇り。

バスの予約を事前にしていたため、当日の天気は行き当たりばったりで心配であったが

なんとか冬型の厳しい気圧配置の荒天にあたらず助かった。

 

夏山登山道の入り口。こちらはちょっとショートカットした登り口となる。

登山道には道標がしっかりと完備してあり、知らない山域ではあるが心強い。

1合目から各合目の道しるべ。

そのほか標高の標もある。 

雪をかぶって寒そうなお地蔵さま。信仰の山らしく登山道そばにある。

雪景色がきれい。登山道はしっかりとトレースあり。

昨日までの雪でラッセルの必要があるかもしれないと思ってスノーシューを持ってきたが

不要であった。

残念でもあり?嬉しくもあり。

宝珠山か? 良く判らない。

 

 5合目到着。右手に小さな社がある。

このちょっと上で元谷への分岐点がある。

三鈷峰方面

 

6合目の避難小屋。

初めはトイレかと思った。(失礼) 

登ってきた方向を振り返る。ぴょこっと見えるのは豪円山か?

ときおりちらっと展望があることも。 

 

7合目過ぎから急な登りになってくる。先は良く見えない。 

木々が無くなり真っ白な世界に。

ポールを追うように進んでいく。 

雪まじりの風が吹き付け、かなり寒い。

トレースも飛ばされて良く見えない。

ポール頼り。

ぼうっと山頂避難小屋を右手にみて、そのまま進むと「大山頂上」のプレート。

雪の中に埋もれているが、どなたかがこの部分だけ見えるようにしたのであろう。

とりあえずお決まりのぱちり1枚。

周りは見えず、写真も動画もこれ以外なし。

GPSでは弥山の三角点をすぐ先に示している。

方向を定めて5歩ほど新雪の中を進むとすぽっと下がる。

ホワイトアウト状態で雪面の傾斜が判らなかった。

地図には南側に崖マークがあるし、間違ったらただでは済まない。

急に恐ろしくなった。

どうせ三角点は雪の下だし、ここで止めておこう・・・・・すこし残念な思いもあったが。

 

山頂避難小屋に逃げ込むように入る。

かなりしっかりした作り。

このなかで身支度を再度整え、下山を決定。

 

何も見えない。

完全なホワイトアウトになったら厄介であろう。

下りは早い。

どんどん下る。

木々のあるところまで下れば安心。

 

トイレと思った避難小屋をのぞいてみた。

中で2名食事をとっていた。

湯気もうもうとたててラーメン?をすすっていたがとても美味しそうであった。

寒い時に、このような余裕のある食事ができれば、気力も増すだろう。

こちらときたらバームクーヘンの一片を食べただけであったから。

 

帰りは早いもので下山路が短く感じられたほどであった。

阿弥陀堂のところでは一瞬であるがお日様が姿を現してくれた。

山頂でその姿を見せてほしかったが。

 

夏道登山道入り口に無事下山。

大山寺バス停へ向かう。

途中にモンベルショップがあった。

相当の数のハイカーが訪れるのであろう。

駐在所に下山届を提出して大山登山終了。

暖かい大山資料館で衣類の整理をして、大山寺観光。

14:50分発のバスに乗り、15:44米子駅へ。

 

その後21:05発の夜行バスに乗り、翌朝22日(木)朝7:30分には新宿西口に戻ることができた。 

 

GPSログは下の地図をクリックください。

 

◆◆◆今日の感想◆◆◆

夜行バスは、安くて便利。

大山は、北壁を中心に荒々しい山容が広がる山である。今回は、その姿は見ることができず残念。

冬・平日にもかかわらず、10名ぐらいの登山者を見かけたので人気の高さがわかる。

再度、訪れてみたいと思える山であった。

 

■今回のコースタイムです。

08:30  大山情報館(大山寺バス停)
10:15  6合目避難小屋
11:23  大山頂上(弥山)
12:13  6合目避難小屋
13:19  出発点・大山情報館

■そして今回の費用です。

12900円 新宿~米子夜行バスの往復。シニア割。6450円×2 
 1400円 米子駅~大山寺バス料金 700円×2
---------------------------------------------------------------------
14300円 合計(飲食費含まず)

飛行機やJRを利用していたらとてもこの費用では収まらなかったろう。
それにしても「シニア割」が効く年齢なんだ・・・・・微妙な思い。


日本百名山 第66座 伯耆大山(弥山)終わりました。

 

 

さてさて、次は、どこを目指そうか。

 

 

 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (TONGA)
2011-12-26 13:45:20
お久しぶりです
遠いところお疲れ様でした
私は三角点まで登りましたがホワイトアウトでは危険だと思いますよ

1年で300回以上登っている方とお話しましたが荒れると相当厄介なようです
返信する
Unknown (おーちゃん)
2011-12-27 13:25:42
TONGAさん こんにちは

遠くまで出かけると、つい無理をするものです。
しかし、平だと思って歩いていてぐっと下がった時は
びっくりして「こりゃ危ない」と思いました。
素直に三角点は諦めました。

天候で山は全然違いますね。

ところで八経ヶ岳を調べています。
後ほどホームページにお邪魔します。
返信する
Unknown (ドナルド)
2011-12-28 09:23:13
おはようございます♪

夜行バスで、大山までとは凄いパワーです。
大山は、日本海側とあって雪が多いですがこの時期しか楽しめない、雪景色はとても綺麗ですね。

一昨年のGWに登った時は、標高1500m付近から前夜降った雪があり、凄い寒い思いをしました。
登山口に、モンベルショップがあった事にも凄く驚いた記憶があります。
返信する
Unknown (おーちゃん)
2011-12-28 21:55:44
ドナルドさん こんばんは

コメントありがとうございます。

本当は迫力のある大山の北壁を眺めたかったの
ですが展望は全くかないませんでした。
その後、大寒波がきましたので今頃はぐっと
積雪も増えていることでしょう。

心残りは温泉も観光もなかったこと。
ここまで来たのだからもう1日あれば少しは山陰を
見て回ることができたのですが・・・・。

ところで深夜バスの件、結構利用できることが
わかりました。
1月後半には深夜バス便で四国に行く予定です。


来年もお互いに山を楽しみましょう。
返信する

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