ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

北海道 おにぎり 文化

2005年04月08日 | 絵日記
と、言う訳で札幌出張です。
今回は地獄のような忙しさで、今日のところはと開放されたのが零時過ぎ。カニ・・ウニ・・イクラ・・満喫を目論みつも幻と消えた北海の幸たちを偲びつつ、とぼとぼとホテルに向かいます。ともかく何か食えるものをとローソンに入店。シャケおにぎりをつかみレジに差し出します。
「温めますか?」
?え?いや、これおにぎりなんですけど?きょとんとするいかにも出張者な大荷物のおいらに、「ああ、北海道ではおにぎりは温めて出すんですよ。好みもありますけど、どうしますか?」とにこやかに店員さん。目鱗な提案にお願いしますとおいら。
で、ドキドキしながらパッケージを開け、一口。
う・・うまーい。しっとり熱いシャケと匂いたつ海苔の風味、ホコホコのご飯が素敵にマッチし、13時間ぶりの食事という要素を差し引いても、十分びっくりに値する驚きの美味しさです。多分全国的に売っているであろうこの商品が、温めることでここまで別物の旨さが引き出されるとは・・・。なぜこの文化が東京にやってこないのかギリギリと歯噛みするレベルです。(まあ、頼めばやってくれるでしょうけど、不審そうな目で見られそうなのがちょっとアレですよね・・・)
そんなこんなで、何は無くともやっぱり北海道の懐の深さを思い知らされた札幌の夜でした!