ヴァイオリンを弾くクマ

もくもくと、練習中



まだ、棒がない


2009年のフランス映画「オーケストラ！」
おきにいりベスト3に入るくらい、好き



なぜ邦題が、オーケストラ！なんて
単純なんだろ・・と
はじめ不満でしたが

静かで、おもしろくて
笑えて、感動して、泣いて
ふるえて、拍手してしまう・・

好きで、6回くらい観てから、ふっと

たしかに
ぎゅうっと、いろいろ詰まっていて
とても言い表せない・・
「オーケストラ！」でよいんだ！

と、思いました



たくさんの登場人物が
みなさんよくて

ママを知らないヴァイオリ二ストの主人公

ママのいた、古くてゆるそうな楽団で
はじめてヴァイオリン演奏をした時に

彼女がなに者か、気づいたみなさんの
表情やリアクションや
からだに染み込んでいたものが溢れ出したような圧倒的な演奏で

ママがどんなひとだったのか、
どんな演奏をしてたのか、
はじめてわかるの

ほんとうにわかるのです
おう、おう、とそれを見るたび、泣きました

みなさんの視線が
あたたかくて、もう・・

どんなふうに生きたか、は
みんなが知ってる・・

そんな風に、生きたいな



秋の夜長に
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

そんな、すてきなヴァイオリン協奏曲を
練習しているクマの絵（描きかけ）なのでした