中二病をこじらせた話。
前半のアンに「おいおい」「そうじゃないぞ、お嬢ちゃん」とツッコミながら読んでいた。
しかし私も学生時代は方向性こそ違えど「自分は特別」という意識が多分にあったので、「ああ、この感じ懐かしいな〜……」とも思いました。
つまり、中二の描き方が途轍もなく巧い。
アンと徳川の関係に惹かれるなんて言いにくいけど、クライマックスには胸がきゅっとしました。
中二くさいけれど、その瞬間は確かに切実な思い。
ああ、でもせめて、中二時代の罪は忘れないでほしい。封じ込めたくても背負ったまま、余生を過ごしてほしいです。
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