去年、本に載った話。

換羽なひなです。 

 換羽中、元気が無くなり飼い主をハラハラさせてくれたひなこ。
終わった途端、めっちゃ元気になりました。

術後初めてのゲロ吐きも復活しました。
あちこちにゲロを吐きまくり、それをるーが食べて太る最悪のパターンです。
るーが貢いでひなこが太り、るーは痩せるというのが理想だったのに。


換羽中、お気に入りのブランコで顔を搔くひなこ。





首周りのカキカキが大好きなひなこですが、ヘタレ飼い主は搔いてやれません。
触ると傷跡がデコボコしていて、新たな出来物！？と心臓が痛くなります。

本当は毎日しっかり触って、再発チェックをしないといけないんですけど
体に悪いので週一に減らしています。ダメ飼い主です。

ブランコを喉に挿して自分で搔くひなこ。



怖いです。お手柔らかにお願いしたいです。

気持ち良さそう・・・



タイトルの話ですが、去年の10月にひなるりがセキセインコビギナーズガイド　に載りました。

 ずっと書こうと思いつつ、忘れ続けて一年経ってしまいました。
今頃書くのもマヌケなんですけど、10月で思い出したので自慢させてください。

 七歳にしてモデルデビュー（笑）したひなこですが、正直よくいる並インコなので
るーはともかくひながどれか見分けが付くのは飼い主くらいでした。

でも今回はちゃんとひなるりとして載りました。しかもカラー！



四コマ、練習したんですけどね。所詮素人なので・・・。



ひなこ、八歳にしてお笑いデビューです。

最初は喜んで鳥部屋に飾っていたんですけど。





すぐにるーにパンチ穴を開けられました。



仕方なく本は隠しましたが、それで忘れてしまったという・・・飼い主、年寄りですから。
書店にあるどうかわかりませんが、見かけたら手にとってみてくださいね。
 

 
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通院

 

ひなの話ばかりなので、るりのことが書きたくなりました。

るりもひなと一緒に、初日から病院に行きました。
るーのお腹も腫瘍じゃないかと心配で・・・先生にも心配と言われたお腹ですから。 

レントゲン後、砂肝に砂が全然ありません！と言われてしまいました。
るーちゃん塩土を食べ過ぎ＆水飲みすぎで多尿うんこ出しまくりなので
量をセーブしてたんですけど。セーブし過ぎだったのね。

ダメ飼い主だなぁ。

先生は鳥専門ではないので、ダイエット指導などは無いのですが
こんな貧相なエサを食べてこんなに太るなんて・・・と不思議そうに言われました。
全て飼い主が悪いんですぅ。

髪型が石川五右衛門とか言われるし。そんなに和風！？



飼い主は天使系だと思ってるんですけど。むちむちが可愛いとか言ってるから
ダイエット失敗しちゃうんですよね・・・。親ばか～。

レントゲンのあとは(恐怖で酸欠になる子もいるので)酸素ボックスに入れられたるー。
全然平気そうで、出たい！と中で走り回っていたのに、蓋を開けても
じーっと先生を見ているだけ。アレ？と先生に首をかしげられました。
普通、飛び出してきますよね・・・。

すいません、この子頭悪くて！と、るーをわし掴んで先生に渡しました。

診察が終わって、カゴの入り口に運ばれても先生の手の上から動かないし。
普通、カゴに入りますよね・・・。

再び、すいません、この子ホント頭悪くて！と、掴んでカゴに押し込みました。

簡単に掴めて無抵抗のるーは、よく慣れていますねぇと感心されましたが
単に鈍いだけとゆーか、動かない子なんです。だから太る・・・？

甲状腺を疑われましたが、レントゲンで見てもそんなに腫れていませんでした。
投薬する必要は無いけど、ヨードを与えてみましょうという事になりました。

酵母がなんとかというサプリを飲み水に入れて与えていますが、嫌そうです。
ボレー粉は食べないし。ルゴール液は臭いし。



いいサプリを知っている方、教えてくださいな～。

 
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手術後のこと

るりです。ひなこのカゴから粟穂を引っ張り出そうとしています。

ひなこは元気ですが、今まで見た事の無い症状が色々出ます。
そのたびに落ち込んだり気力を失ったり、飼い主のヘタレはなおりません。情けない。

しつこく手術の話を書きます。手術は火曜日でした。
お昼前に預けて、3時半に終わる予定でしたが電話があったのは4時10分。
ドキドキを通り越し、何かあったの！？と転げまわってハアハアしてました。

術後、ひなこは水槽の中で目を瞑り、暑い時のように羽を広げて震えていました。
このポーズはなんでしょうね？普通は膨らむのに、と先生が不思議がっていました。

ひなこは怖かったんだと思います。

嘴の下の筋（？）を少し切除したので、食べられるか心配と言われ一日入院しましたが
翌日には普通に動きまわり、ゴハンも食べていたと聞き安心して連れて帰りました。

水曜日の夜の体重は37g、手術前は44gだったので7g減。
腫瘍の重さが減ったし、出血もあったしそんなものかなと思いました。

ひなは帰宅するとすぐにオーチャードグラスを食べ始め、粟穂も齧っていました。





るーにつられて仲良く粟穂を齧っていたので、食べていると思ったんですが・・・。

食欲があるから良かった～とその日はすぐに寝かせて翌朝、フンが濃い緑でした。
絶食便！？と心配になりましたが、12時間くらい寝たせいかなと勝手に思いました。

ひなこは起きてすぐゴハンを齧っていたので、大丈夫と思い飼い主は出勤しました。

木曜日の夜、11時間後に帰宅してカゴを見た途端に失敗した！と血の気が引きました。
ひなは膨らんでうずくまり、エサは減ってないしフンは濃い緑のがたった5個しか出ていません。

抱き上げたひなの体は軽くて力なく、体重は34gになっていました。
取り合えず水や果汁を口に入れましたが、嘴をパクパク動かしてほとんどこぼします。
エサを口に入れると、噛んだ後に苦しそうに吐き出します。

ひなはうまく飲み込めないんだということに初めて気が付きました。

柔らかいものなら食べられるかと、好物のオレンジ、茹でトウモロコシ、枝豆など、
つぶして口にいれましたが、何をあげても吐き出します。
手術に耐えたのに、この子は飢え死にするのかと思うと悔しくて涙がでました。

それでも、何度か果汁を飲ませていると、オレンジを自分から嘗めはじめました。
食べたい気持ちはあるんだ！と、トウモロコシと枝豆を与え続けることにしました。

吐き出したとしても、嘗めたり噛んだりするなら汁だけでも栄養になる気がしたのです。

一時間休ませて一時間食べさせてを３回繰り返して６時間後、
ふっとひなが机にばら撒いていたカナリーシードを拾って齧り始めました。

粉々になるまで砕いて、小さな粉をちまちま拾うのでとても時間がかかります。
隣りでガン見しても、飲み込めているのかわかりませんでしたが、
薄い緑のフンが出た時、やっと食べたんだ・・・と安心しました。

エサ箱だと砕いた粉が拾えないので部屋中の床にエサをばら撒くと、
ひなこは一時間以上ひとりでカリカリ食べ続けました。



ほとんど徹夜で食べようと頑張ったひなこ。やっぱり根性のある子でした。

一度食べるとどんどん元気になり、益々食べます。悪くなるのも良くなるのも早いです。
金曜日の朝、体重は36gに回復し、普通っぽいフンが出るようになりました。

今思うと、喉が痛かったか腫れていたかで飲み込めなかったところ
薬が効いて腫れがおさまったおかげで食べられるようになった気がします。

水曜日のひなこ↓　地肌が真っ赤でした。写真だと分かりにくいかも？



金曜日のひなこ↓　地肌の赤みが薄くなっています。キズ跡はモザイク・・・



先生から食べられるか心配と聞いていたのに。パウダーフードとか用意しとけばよかった。
全然思いつきませんでした。ホント馬鹿だ・・・

その後の一週間、鳥部屋の床はエサを撒き散らしたまま・・・。

おやつプレートにゴハンてんこ盛りなのに、無視して床メシを拾うひなるり。



この床に寝転んで、ひなが食べているか眺めていた飼い主。
とても人様には見せられない部屋と姿でした。

 

 
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