月刊更新が達成できませんでしたが,なんとかモノは落成しました。
そんなわけで事後報告まとめで恐縮ですが,作業メモを…今回は車体ディテール工作回。
8/13 箱にし終わった時点で一旦全体にサフを吹き付けました。とにかく屋根の継ぎ目をはじめ仕上げなければいけない箇所が多いのでその洗い出しです。妻面は配管工作等前には仕上げを完了させましたが,屋根側はなかなか綺麗に仕上がらず本塗装前まで何度も部分吹き付けで傷チェックをやってます。。。
◆ディテール工作
妻面の仕上げを行いつつ貫通扉を設置。扉自体はトレジャーのものですが,そのままだと窓位置が高いので上部にプラ材を貼り,下部を同じだけ削ってはめてます。
ユニットサッシの窓枠も幅狭なので扉側へ元のサッシ枠分まで削り広げ,枠はt0.1mmプラペーパーで後で復旧させました。
幌枠もトレジャーのパーツ。これ何袋目だろ…ってくらい使ってるすんばらしいパーツ。
表面の板厚の薄い方をヤットコで挟み,内側をゆっくり折倒してゆくと失敗が少ないようです。
折り曲げ後に下部の折シロを削るのでハンダ流すと安心ですが,今回も時間なく瞬着で組みました。まぁ大丈夫でしょう。
固定はエポキシの30分用で。自分の使っているものは流動性が高く,表面まで流れ過ぎるのが注意すべき点ですが,それが幸いして仕上げ損ねた幌枠断面も綺麗に埋まってくれたりしますw
モハ301*3…7連ながらパンタ車が3両でとにかくラク出来る部分が皆無な題材(´∀`;)
屋根上モールドはランボードを残して削り,富士川車輌工業の301系用屋上配管治具ステッカーで穴あけ。
久しぶりの治具ですが本当に助かりました(^^;
資料もふんだんにあるので,いつものあの写真があればーってこともなくなんら迷いもなく進められました(逆に忠実にやらなくてはというジレンマもw)
見どころの多い個所ですが,残念ながら今回加工中の写真はなく…
9/2 敷設完了。配管台座に角出す作業はいつも苦戦します…
参考までに各種データ。。
配管台座:t0.14mmのプラ板より切り出して
母線0.3mm真鍮パイプ
作用管は0.2mm
アース線は0.15mmの真鍮線
カギ外し線については,妻に降りるリンクの部分を艦船用の汎用割ピン,それ以外のリンク部分はt0.1mmプラ板を切り出して組み合わせ…それらを結ぶロッド部分として0.1mm程度の太さのリード線を貼りつけました。
クハ/クモハの妻面につく棒状の誘導無線アンテナは0.3mm真鍮線を本体に,留め具表現として短く切った0.5mmパイプを差しこんで再現,車体にイモ付けしてます。割りピンで一度組んでちょっと違うなーと悩んでた部分だったのでそれらしく決まってヨカッタ…ただ縦樋があるので強度はさほど気になりませんが,営団車や東武2000みたいな前面に露出するタイプにはちょっと考えなければいけませんね。
9/9 その他調整を済ませて本塗装準備へ…さすがに余裕がなくなってき始めた頃です(^^;)
つづく