日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「光増し行く」1首

2016年04月10日 | 日記
 長く続く斜面の下の道沿いに、数メートルごとに、ひときわ高い草が、緑の噴水のように立ち上がり、明るくなってきた春の光を浴びていました。

たかくさの いくひろごとか ふきあぐる ひかりましゆく おかのべのみち
高草の 幾尋ごとか 噴きあぐる
光増し行く 丘の辺の道

(斜面の下の道沿いのところどころ、ひときわ高い草が、明るくなってきた春の光を浴びて、緑の噴水のように立ち上がっています)

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