これからは等身大で №１・・・・

今日（１５日）・・・・残暑が復活の模様である　この暑さによってMonsieurの体調の
悪さは更に続いてしまうように思える　あまり好きでもない空調の利いた部屋で一週間
過ごしたけれど　もう厭き厭きして来ている　せめての慰めが高校生の甲子園の白球を
追う球児の姿に助けられている

ゴロゴロしながら・・・・何故　体調が戻らないのだろうと考えてみた　物心付いた時
Monsieurは超貧乏生活であった　雨が降れば、食器が雨受け　雨だれの音はメロディー
を奏でていたのである　Monsieurに絶体音階の才能があったならば、売れない作家の息
子の貧乏協奏曲が作曲で来ていたのではないかと思う

小学校の時は傘が無いので　強雨の時は悲しい　悲しい一人ぼっちの休校日であった　近
所の２歳年上の女の子のアンダーラインの引いてある教科書を開いて　意味も解らずに記
憶するばかりであった　そう言えば、思い出しても　心地良い　印刷の匂いがする真っ新
な教科書を手にした事が無かった　アンダーラインのお蔭で成績は良かった

傘を買うために小学校４年生から新聞の朝刊配達を始めた　午前４時の起床はもう　四捨
五入をすれば、Monsieurは７０歳になる今も続いているのである　働き乍ら　夜間学校に
通った　フィアット社に入社したくて渡欧　夢破れて帰国　H社に入社　H社の企業風土が
Monsieurに合致したので水を得た魚のように活動出来た

運命の悪戯があって　H社を途中下車してエリート電車からローカルの各駅停車の運転者
兼車掌の超零細企業の経営者に転身したのである　この時から見てくれ生活が始まったよ
うに思える　H社看板が背中にあった時はオンボロ服が心地よかった　零細企業の場合は
見てくれで評価される事を知ったのである　恥かしい事だが」ブランドで身を飾ったものだ

もう一つ　H社を途中下車した身である　せめて同僚より　良い生活をしている事を実証
せずには居られない心情があった　身の丈より　一回り大きい生活を求めていたのである
無理の上に無理を重ねた生活を続けて来たのである　Monsieurさん　今の体調の悪さは無理
、無謀の付けよよるものです　考察は続く・・・・‼

２０１５－８－１５　Monsieur