貧々自適

仕事のかたわらデジカメを構えたり
季節のうつろいや人の優しさに触れ感激する
そんな貧乏オヤジのつれづれ帳です

2008-10-18 01:56:50 | よもやま話
『灘』という「ある一定の海域」を指す言葉があり、辞書をみると-
「風波やうねりが強く、航行の困難な海域」とあります。
瀬戸内海にも何カ所※かあり、沿岸の私らは当たり前に使ってますが、
全国的にみると「○○灘」というのは、鹿島灘・熊野灘や玄界灘など
太平洋や日本海のかなり広い海域を指していて、いわゆる
「波穏やかな瀬戸内海」とはちょっとニュアンスが異なります。
瀬戸内海の場合は、風波やうねりよりも境目の海峡付近の潮流の速さや浅瀬が、
古来船舶の航行の難所だったことからそう呼ぶようになった、とも考えられます。
 ※①播磨灘(明石・鳴門海峡)
   ②水島灘(備讃瀬戸)  ③燧灘 (来島海峡)
   ④斎灘          ⑤安芸灘
   ⑥伊予灘(豊予海峡)  ⑦周防灘(関門海峡)


神戸にも灘という地名(灘区)があり、「灘の生一本」で有名な日本酒の
酒造メーカーがたくさんあります。
ちなみに、神戸市灘区は元々我が家の「本籍地」でもあり(現在は母のみ残る)、
「阪神・淡路大震災」のときには東灘区や長田区と並び甚大な被害を被り、
たくさんの方が亡くなられた街でもあります。

尼崎時代、祖父が毎月摩耶山の中腹にあった「お不動さん」にお参りしていて、
年末に付いて行ったことがありました。
お寺というより祠みたいな小さなお堂だった、とうっすらした記憶がありますが、
年末ということで「ぜんざい」をご馳走になりました。
寒くて暗い山道を登ったあとなので、とてもおいしかったのを憶えています。
母には祖父の五十回忌('10年)まで頑張れ!って言ってます(笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿