いつもありがとうございます。toshiです。
今日は、珍しく、親の気持ちってもんを書いてみますね。(笑)
親と言っても、toshiだけの気持ちかもしれませんが・・・。
あっ、もう一人の親masaも、元気です。(笑)
写真は、ごく普通のスーパーで売ってる、ごく普通の「ニジマス」です。
三日ほど前に買って来たもので、先ほど塩焼きにして美味しくいただきました。賞味期限は、昨日で切れています。(笑)
遅がけに仕事から疲れて帰って来たmasaが、頑張って調理してくれました。
スーパーにあるいろんな食品の中で、この「ニジマス」だけは、toshiにとっては、他の食品と違って特別な存在です。
そう、これだけは本当に特別な存在なんです。
な~んでか?(笑)
理由は簡単。とってもシンプルで~す。
子供がまだ小学生の頃、夏休みを利用して、よくキャンプに行ってました。
そんな時代の、あるキャンプ場でのことです。
キャンプ場内に併設された「ニジマス釣り」場で釣りにチャレンジしましたが、残念ながら一匹も釣れず、係の人から捕っていただいた数匹のニジマスを、塩焼きで食べたことがあるんです。
その時は、塩焼きする頃になって激しい雨が降って、バンガローの屋根の下で焼いたと思います。
魚はジュージュー、雨はジャージャー。(笑)
ホント、そんな状況でしたが、その時に食べたニジマスの美味しかったこと美味しかったこと。もう最高でした。
今でも、その時の感動は忘れられません・・・。
「美味し~い。こんな美味しい魚、食べたことない!」
「こんな美味しい魚、初めて食べたよ~・・・」
こんな言葉を、2人の娘たちが言ってくれたんです。
言葉は正式には多少違うかもしれませんが、言ってる意味はこんな感じ・・・。
う~ん、今でも、ほんと、よ~く覚えてる。
その時の子供の嬉しそうな顔、美味しそうに食べてる顔・・・。
ここに来て、良かったなァ~!
ホントに、良かったなぁ~!
外は、土砂降り・・・。だのに娘たちはめちゃめちゃの笑顔・・・。
その時の周りの情景、ぜ~んぶ覚えてる・・・。
そんなことがあって、その後も何度か、「ニジマス食べたい」って、2人の娘が言ってくれた事を思い出します。
勿論、娘たちも、その時のあのキャン場で食べたニジマスの美味しかった記憶があるからでしょうね。
多分、我が家では、そこのキャンプ場に行くまでニジマスを買ったことがなかったと思いますよ。
「ニジマスの塩焼きが食べたい・・・」
そんな言葉を聞く度、「キャンプに行って、ほんとに良かったなァ~!」と、いつも思い出しながら、なんとも言えない幸せ感に浸っていましたね・・・。
昨年、母トミスケも他界し、今はmasaとたった2人の生活。
娘がいるわけじゃないのに、ニジマスを買ってしまいました。
こんなの、ほんとに珍しいですね。
でも、masaが焼いてくれたニジマスの塩焼き、本当に美味しかったァ~!
2人ともあの時の事を思い出しながら、あの時と同じように、「美味しいね!」「ほんとに美味しいね!」と口々に言いながら、美味しくいただきました。
親の気持ちって、そんなもの。
子供が喜べば、それをずっと覚えてて、ついつい買っちゃうんだから・・・。
ごく普通のスーパーで売ってる、ごく普通の「ニジマス」。
でも、この魚だけは、私たちにとっては特別な魚・・・。
何年たっても、あの時に娘たちが嬉しそうに食べてくれたニジマスのことが忘れられないんだからね・・・。
あの美味しさが、あの言葉が、あの笑顔が・・・。
親の気持ちってそんなもの・・・。
toshiの気持ちって、そんなもの・・・。
親の気持ちって・・・。
いつもお読みいただき、ありがとうございまァ~す!(toshi)