いつもありがとうございます。
昨日の夕刊に、認知症患者を地域で見守る「認知症サポーター」の記事が載っていました。
「そう言えば、そんな様なことが我が家でもあったなぁ~」と言うわけで、今日は母との間で実際にあった、心あったまるお話です。
2年ほど前のお話です。
今と違って、母がどんどん外へ出ていくことが多かった頃のことです。そうそう、以前にも書きましたが、当時は私たちが仕事から帰って来て家の玄関の鍵がかかっているとホッとしていたんですよね。ん~、思い出しますね、その頃のことを・・・。
季節は夏、時刻は夜の8時半ごろ。仕事から帰ったら玄関が明るいので、おやっ? と思いながら中に入ったんです。そしたら若い女性の方が母と一緒におられてたんですね。とっても明るい笑顔の素敵な女性でしたね。勿論初めてお会いする方でした。
お話をお聞きすると、こんな様子だったようです。
私の家の前の道路を母がヨタヨタと歩いているのをその女性が見られ、暗くて危なっかしいので母のそばに寄り、家はどこですか?と尋ねられたそうです。でも、話が通じなかったんでしょうね。さあぁ~と困っておられたちょうどその時、もう一人の女性が通りがかられて、このおばあさんならこの家かも・・・と、母と3人でちょっと歩いた隣のMさんの家に行かれたそうです。そしたら違っていたことが分かり、Mさんから私の家を教えられ、その女性が母を連れて私の家まで来られた・・・と言うことなんですね。
その女性が困っている時に、Mさんとこでは?と一緒に行かれたもう一人の女性はその後別れられましたが、その若い女性は母と玄関に入ったものの、別れを寂しがる母を見て帰るに帰られず、とうとう私が帰宅するまで母とお付き合い・・・ということになったんですよね。
ほんとに優しいんですねぇ~。その若い女性・・・。
いやぁ~、全く知らない方がそんな遅くまで母と一緒にいてくださったことに驚きもしましたが、もう本当にめちゃめちゃ嬉しかったですね・・・。大げさでなく、その若い女性の明るさから、パァ~と後光がさしていたように感じましたね。我が家の玄関が、キラキラしてましたからね・・・。いや、ほんとですよ!
Mさんの家に行き、お礼を述べると共に、Mさんの家へ案内されたもう一人の女性のこともお聞きししましたが、結局どこの方だか分かりませんでした。
さてさて、私が帰宅するまで母と付き合ってくださってたその若い女性ですが、何処のどなただったと思われますか?
「いやぁ~、本当に長いことありがとうございました。助かりました。ところであなたのお名前は?・・・」
「いえいえぇ~。そっ、そんな名乗る者でもありませんから・・・」
と、やっぱり明るく素敵な笑顔を残して、サァ~っと・・・。
いやぁ~、名も名乗らずカッコ良かったですね。
若いし、明るいし、笑顔は素敵だし・・・。
勿論、母も負けてませんよ。
しっかり歳取ってるし(笑)、明るいし、笑顔は素敵だし・・・。
お陰さまで、このような地域の皆様からのサポート、分かってるだけでもいろいろありますよ。有難いですよね。嬉しいですよね。
地域のみなさぁ~ん、ありがとうございまぁ~す。
助かっていまぁ~す。感謝していまぁ~す。
昨日から、母は、いつものショートステイでお世話になっています。いつもありがとうございます。
「明るい笑顔でいてねぇ~」
今日は金曜日、やっぱり笑顔で顔晴りましょうねぇ~!
お読みいただき ありがとうございまぁ~す。 (toshi)