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トミスケ骨折

2009年05月24日 | 我が家の泣き笑いストーリー

こんにちわ masaです。

今日は6年前の『トミスケの骨折』について書きます。

 

写真を見て、この頃のことが鮮やかに甦ってきました。(笑)

左手は骨折 右手は 何をしているところでしょうか?

正解は、やぐらの上のゆかた姿の女性を追いかけながら、右手は盆踊りを踊っているところで~す

この光景を見て、『凄い と思って、シャッターを切りました。

 認知症になって、私たちのことも分からない状態だった頃・・・。この表情といい、指先の表現力といい、抜群だと思いませんか?(笑)

 

母は元気なころから、お茶目で人を楽しませることが大好きな人でした。

昔の女性は自分が楽しむことより、人様を楽しませることを生きがいにしていたのではないかと思います。

そんな母は、娘たちと遊ぶことや外孫が遊びに来てくれることを、首を長くして待っていたように思います。

そして何より、『お祭り好き』だったのです。

 この日はtoshiが、地元の阿波踊りグループ「若あゆ連」で締太鼓を叩くということで、お世話になっていた施設から夏祭りを見せるために連れ出した日でした。

出立ちが違うこともあって、案の定、toshiのことは分かりませんでしたが、toshiはまさかトミスケが来てくれるとは思っていなかったため、すごく感激していたことを思い出します。

何も言わなくても、この写真が物語っていますよね。

 

認知症の母にとって、『骨折』はパニックの始まりでした。(笑)

母が転んだ後すぐに手を見て、「あっ 折れている・・・」 

次の瞬間、「足じゃなくてよかった」

足だったら動けない=パニック=認知症の悪化、と思いました。

 

母の年齢で転ぶと、ほとんどの人は足の骨を折るのですが、運動神経の良い人はとっさに手をつくのです。トミスケは若い頃、ナント『バスケットボール』をやっていたんです。

そんな運動神経のおかげで、手首の骨折だけですみました。 よかったよかった 母の運動神経に感謝です。

しかし、病院でギプスを巻いて帰宅した直後から、ストーリーは始まりました。

家に帰るや否や、必死な顔でギプスの石膏と皮膚の間の綿を引っ張り出していました。「お母さん、その綿出しちゃだめだよ」と声をかけるのですが聞こえていません。

次の瞬間、その綿をパクッと口に入れている姿には驚きました(笑)

私はその時、「お母さん、プリン食べようか?」と言うのがやっとでした。(笑)

そして、プリンを食べ終わった直後・・・。 

母はまだ少し暖かいギブスの端に指を入れて、石膏をちぎり始めているのです。それは凄い力で、あっという間に肩側が5㎝ほど剥がれてきていました。 正確に言うと、ちぎり取られていたのです。(笑)

このままだと朝までにギプスは悲惨な事になっていると思い、手がスッポリ隠れる日よけの手袋を買ってきて、左手にかぶせて暑い夏の夜を過ごしました。もちろん朝には手袋はどこかへ行ってなくなっていましたが、ギプスの被害は最小限で済みました。(笑)

そして、朝は手をビニール袋に包んでお風呂に入ってもらいましたが、急に砂糖袋1~2㎏ほど重くなった左手に戸惑っている姿に、「可哀そうに・・・。今の状況がつかめない分パニックになちゃうだろうな」と思いました。

夜はどうしても行動が活発になりますので(笑)、夜だけは、シャツに手袋を縫いつけた新式(笑)の衣服を開発して何とかしのぎました。

 

ギプスを取ることがなくなったある日、ギプスが巻いてある部分が痒いと言われるので、菜箸で掻いてあげた事が悪夢(笑)の始まりでした。

初めは菜箸から始まりましたが、次はフォークとなり、そのまた次は隠してあったパン切ナイフをギプスに突っ込んでいるところを見て、声が出ず呆然と立ちすくんでしまいました。

幸いにして出血することがなく、本当にありがたかったです。

このような状態になり、ギプスが取れるまで施設にあずかってもらう事にしました。この時、施設の皆様にどれだけ助けられたか分かりません。心から感謝しています。

 

この写真は、その時入所していた施設から、夏祭りを見せるために連れ出した時のものです。

いいお顔していると思いませんか?

パン切ナイフをギブスに入れた人になんか、とても思えませんよね。(笑)  

トミスケは、どんな時も『心配するな!楽しめ!』を教えてくれます。

この母トミスケに感謝です

 

お読みいただきまして、ありがとうございました。 (masa)

 

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