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ほとんど食日記、時々旅行記&犬日記です。

食べる料理教室・りちぇった (ココ・ゴローゾ)

2007-09-29 23:55:32 | 食 (一般)
久々に食べる料理教室@ココ・ゴローゾです。シェフが京橋に新店(リストランテ・フィオレンツァ)を開いたので次回のりちぇったは不明、と前回聞いていたのですが、直ぐにお知らせがきて、8-9月にまたまた食べる会が開かれました。

今回はシェフのルーツであるフランス料理。(ちなみに今シェフがやっているお店はイタリア料理です)以前、彼のブログのどこかでロアラブッシュ時代のタテル・ヨシノさんが師匠だったと読んだことがあったのと、メニュが魅力的だったので期待に胸を膨らませて行って来ました(笑)

今回はシェフの料理説明前置きが短く、Kyoちゃんが喜んでました(笑)
前菜は鴨とレバーのリエットとガレット。
リエットとは脂と肉を乳化させて混ぜて作る保存食だそうです。(パンの上に乗ってるのがリエット)
ガレットの中にはチーズと生ハムが入っていたのですが、このチーズがクリームチーズっぽのにコクがある。何チーズか聞いたところ、クリームチーズにバターを混ぜたものなんだそうです。
以前、ハワイでブルーチーズバターを食べたのですが、それもこれと同じ要領なんだろうと思いました。
後でシェフに作り方を聞いたら、とにかくまずはチーズを攪拌して軟らかくしてそこに常温で軟らかくした少量のバターを混ぜていくんだそうです。
ブルーチーズバターの話をしたら、ブルーチーズに少量のデザートワインを混ぜて伸ばしたものも美味しいとのことでした。話聞くだけで美味しそう♪
食生活を気にしなくて良い身になったら試作してみたいです。

2品目はブイヤベース(マルセイユ風 サフランとトマト)
といってもスープのみ。スープを食べてから魚介を食べるのが正式なんだそうです。

そもそもイタリアのパスタやフランスのスープは、メインの料理を煮込んだときに出たスープを使ってパスタのソースにしたりスープにしたのが由来なんだそう。
それにしてもエビの香り漂う、魚介類の出汁がとーってもよく出たおいしいスープでした。お好みでガーリックが聞いたマッシュポテトを入れていただきます。(でもガーリックが主張しすぎて入れないほうがおいしかった)
このスープを食べているときにパンが欲しかったんだけど、スープが終わってからパンがでてきた(多分スープにパンを浸して食べるのはシェフ的には許されない行為なのかもしれない)
昔ニースにお住まいだったnaoさんがグリュイエルチーズをのせて焦がしたパンが浮いているとおいしい、といっていたけど、本当、それ聞くだけでおいしそう!
大学時代にフランスを旅行したときにちょろっとプロバンスもいきましたが、マルセイユは漁師町で危険、と聞いたので敢えて行かなかったんだよなー。行けばよかった。

そしてメインの魚介類

魚は旨味がスープに出きってしまった感が。その代わり、貝類、甲殻類には旨味がしみこんでいてすごくおいしかった!

デザート。ペリカンマンゴーのミルフィユ(当初お知らせのときはアップルマンゴーだったのに・・・手に入らなかったらしい。がっかりー)

ここで、kyoちゃんとred'sさん(とkyoちゃんがご自身のブログで呼んでいるので拝借)から鋭い指摘が・・・。
「いつもチョコレートソースだよね」「ここってデザートがイマイチ力が入っていないんだよね」
た、確かにー!!!いちいち憶えてなかったけど、いわれてみたら確かにそう!

さらに、その後続いてきた紅茶も非常に薄く、・・・メインまでで力尽きたか、って感じでした。

お食事の後、シェフが各テーブルを廻ってきてくれるのですが、その話の中で、今後のりちぇったの開催については、「やりたいけど、難しい」とのことでした。でもなんかとってもやりたそうだったのでやってくれるんじゃないでしょうか。
ちなみにりちぇったは最後の方がスタッフも要領を得ていて、会がスムーズに進むのでお得(?!)だそうです。
今後りちぇったに参加するときはなるべく最後のほうの会にしましょう。

今回は量も丁度よく(でもお腹一杯)、会話もいつものことながら楽しく、素敵な時間を過ごせました。ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。