Holoholo

ほとんど食日記、時々旅行記&犬日記です。

ラナイ3日目

2005-09-30 22:27:22 | ハワイ旅行
ラナイ3日目は結構な大冒険だったのに、移動に夢中で全然写真を撮っていなかったことに気がつきました・・・。悔しい・・・。
B&Bのご主人が、行き止まりだと思っていた北東方向が、4WDでなら山道を登ってループを描くように走破できると教えてくれ、それに挑戦することにしました。
しかしこの島の北側ってずーっと砂or砂利道。標識も何もない・・・。途中でClub Lanaiというセーリングしている人のための休憩所があるとあったのですが、そこもあまりにも冴えないところだったので民家だと思い通り過ぎてしまった(悔)。で、気づいたら終点・・・。フィッシュポンドの跡があります。遠くに見えるのはカホオラヴェ島です。

ここまで走ること1時間半かな・・・。誰にも会いませんでした。
途中で日本人墓地とかあったはずなんだけど、全然気がつかなかった・・・(悔)
昔、シュガーミルがあったらしいのですが、シュガーケインを運ぶために鉄道を敷こうとheiauの岩を使って建設をし始めたらその建設途中で人がバタバタと死に始め結局工場閉鎖、撤退、となったとか・・・(人づてに聞いたので参考文献ありません。裏づけ取れてません)
この終点の地名はNahaというところで、地図を見るとその先もトレイルがあるようなのですが、ちょっと探してみた限り、わかりませんでした。
誰もいないのはいいんだけど、ごみが沢山捨ててあって、なんだか悲しくなりましたすごくきれいなのに・・・。

とりあえずループを描くための山へ登る道を探してきた道を戻り、そのトレイル(目印は木に結ばれたピンクのビニールテープのみ)の側のビーチでまたまた作ってきたサンドウィッチをほおばりました。(なんかサバイバル・・・)
沖にはヨットやボートが行き来し、遠くにはマウイが見えます。

野生の七面鳥の集団に出会った以外、生き物にはあいませんでした(海には魚がいたけど)。
そして、いよいよ車で山登り。すごかったのは最初の斜面だけ。跡は普通のダートロードの斜面でした(まぁ、これが雨の後とかだったらすごく大変だろうけど・・・)

途中からの眺め(ちなみにこの道は、ラナイハレの尾根を走るマンロートレイルに合流します)。

この後、程なくしてマンロートレイルに合流、その後マンロートレイルをコエレロッジの方に向かい、先日いった神々の庭園、さらにその先の岬(ラナイ最大のheiauがあると地図にはあった)を目指したのですが、heiauは見つからず、その岬って昔女性の刑務所があったというだけあり、本当に何もないところで、イヤになりUターン。
これまた宿の人オススメの南西にあるKeoneという断崖を目指しました・・・
で、その道を地元の人に聞いたところ、道は正しいけど、そのタイヤじゃ無理よ、といわれ、タイヤを見てびっくり!なんとパンク!!!
幸いそこは街に近かったので急いでUターン・・・しかし、さらに空気が抜け、このままじゃタイヤのホイールもだめにするだろう、ということで、ストップ。途方にくれていたら先ほどそのパンクを指摘してくれた人が通りかかり、車で宿まで連れて行ってくれました。宿のご主人にパンクを報告。ご主人の車でパンクした車のところに行って、タイヤかえてもらって、無事宿に帰り、お風呂に入ってやっと一息・・・。バスタブにジャグジーがついている宿でよかった!こんなときは湯船につからなきゃ日本人の私は疲れがとれないよ!
と、一風呂浴びてさっぱりしたところで、ラナイで一番歴史のあるホテル、Hotel Lanaiにあるダイニングへ。ここは月、火はレストランがお休みなので(ランチはやってない)この日しかなかったのでした。
疲れきっていてメインの写真しかとってないけど、食べたのは鴨。初日にいったレストランのウェイトレスのお姉ちゃんのオススメの一皿だったのでそれにしました。

アメリカ的な大味のフレンチ?(ケイジャン?)でした。量もアメリカン。お持ち帰りがでるサイズです。
ここの鹿肉はラナイの野生鹿です!同行した友人はそれを注文していましたが、やっぱり野生独特の臭みがありました。ちなみに街中の食堂でスモーク鹿肉を買えるそうです(今回はなかった)。
レストランのサービスはコエレよりもフレンドリーでよかったです。
デザートはやはりPele's Other Gardenのあのチーズケーキに勝るものではありませんでした。
宿からレストランまでは歩ける距離なので歩いていったのですが、空を見上げると満天の星。天の川まで見えました。本当、ハワイの田舎で観る星空って最高!
ずっと上を向いてばかりだったので首が痛くなりました(もしかしたら4WDで揺られたせいかも)。

ラナイ2日目 後編

2005-09-30 21:47:03 | ハワイ旅行
ランチの後、Luahiwaというペトログリフが比較的きれいに残っているといわれる場所にいきました。これがなかなか見つからなくて迷う迷う・・・。
一応案内の岩が置いてあるんだけど、わかるかよ!っていう道・・・

こんな道を行くんですよ。たまたま変電所みたいなところに修理にきていた地元の人に聞いてやっと道を発見!現地調達したガイドブックには"The Road Less Traveled"ってあったけど、本当にその通り!先を観光客が乗っているらしきジープが違う道をいっていたけど、彼らはたどり着けたんだろうか・・・。
さて、そのLuahiwa、ラナイハレの斜面にたってて、昔は水の神様へのheiauでもあった地域だったそうです。

草をかきわけ、岩にたどり着くと色々なペトログリフを見ることができます。

これは人間・・・ちなみに一番上のペトログリフは白人入植者が入ってきた後に描かれた(1800年代)ものらしく、なんと人間が犬にリーシュをつけている姿なんです。

で、とりあえず発見できた達成感を胸に、駆け足で島の北西にあるシップレックビーチを目指します。
コエレロッジを越えて北側の斜面を下っていくと目の前にはマウイとモロカイが見えて壮観!(途中でチラっと難破船が見えます。その難破船が見えるところがシップレックビーチ)

↑写真に写っているのはマウイです。
舗装道路の終点までいくと案内表示はあるものの、砂地をひたすら走っていきます。多分、2WDでもいけなくはないかもしれないけど、4WDのほうが安心してガンガン行けます。途中、人が住んでいる家が1,2軒あり、ひたすら走ると突然行き止まりに・・・。海側に出ると遠くに難破船が見えます。

何の案内板もないけど、とりあえずシップレックビーチなんだろうと判断。後ろにはモロカイが見えます。
難破船を背にしたビーチの眺め↓


さて、日没までもうちょっと時間があるので、Garden of Godsまで頑張っていってみることに。コエレのほうまで戻って、またそこからダートロードを走ります。パイナップル畑だったところだったようで、黒いビニールの切れ端が散らばる道をパリダカ気分で突っ走ります(いや、パリダカはあんな甘くと思うけど。このコエレからGarden of Gods(神々の庭園、と日本語では言うみたい)への道はとても走りやすい、ダートロードだと思います。
で、ガイドブックには夕日に染まるGarden of Godsがオススメ、とあったのですが翌日その先の岬にいこうと昼間に通ったときよりも確かに赤い夕日に染まる岩岩とその影、はとても幻想的でした。

日が沈む前に街にでねば、と急いで街へ。
ちなみにこの辺りとシップレックビーチへ行く途中で何頭か鹿を見かけました。

さて、ディナー。この日はすごく寒くて、ラナイシティにある高級ホテル、Lodge at Koeleのメインダイニングの暖炉(もちろん火がついてます)のまん前の席でお食事しました。コースメニューが1人前90ドルでありましたが、絶対アメリカの量なんて食べられるわけない。ので、アラカルトで注文。
前菜にガーデンサラダと鹿肉のラバーロック焼き。目の前で3時間だったかな?オーブンで熱した溶岩の上でジュージューと肉を焼いてくれます。野には沢山鹿がいるのに、ここの鹿はテキサスから仕入れているそうです。(あ、ちなみにその前にサービスでシャンパンとアミューズがでました)

メインにはロブスターを(というのも2日目にパーティーをしたとき、本当はPrawnではなくロブスターを食べようって話だった・・・のに出なかったのでロブスターに未練があった)

同行した友人は鹿肉を注文。全くクセがない食べやすいお肉でした。

デザートにはクレムブリュレ。

しかし、前日のクレムブリュレ・チーズケーキのほうがずっとおいしかった。

こちらの食事、日本人的にはとても丁度よい量でした。珍しくドギーバッグをもって帰らなかったお食事でした。味付けも結構繊細でおいしかったです。ま、お値段もそれなりですけど・・・