物事を進めるためには、いろいろなことが起こります。
そのいろいろなことを起こす役割をしているのは、潜在意識なのです。
気づき塾の朝、私は潜在意識に尋ねました。
今日の人は、何を話せばいいのか。
どこをクリアすればいいのか。
すると、インスピレーションで「夫との問題」と降りてきました。
とても仲の良いご夫婦ですが、本当なのかなと半信半疑です。
本人がいらっしゃたので
「ご主人と何かありましたか」と尋ねました。
すると、
「昨日少し夫との間にイザコザがありました。私は聞いてほしいことがあるのに
話をする時間をとってもらえなくて」
それをきっかけに夫婦の仲が悪くなってしまったとのことでした。
この状況を分析すると
❶求める心
人に求めていることは一目瞭然ですね。
そんなに簡単なことではないのです。
少し話を聞くことにしました。
イザコザの前の日に、家族で遊びに出かけたということです。
これを聞いて私はハッとしました。
「もしかしてあなたは、自分が大変な時だけ潜在意識に声をかけてるの?
自分が楽しい時には潜在意識に声をかけていないの?」
その人は、
「自分が働いて大変なときやとらわれている時に声をかけています」と。
❷御利益
困ったときは潜在意識と話して、
楽しいことや嬉しいことは、自分だけ!
そんなことはありませんよね。
潜在意識はインナーチャイルドとの呼ばれる小さな神様。
いつも小さな神様と一緒に一つになっているのがベストです。
困ったときだけ頼って、楽しいことも嬉しいことも
一緒には体験しないで、自分だけというのは勝手すぎます。
潜在意識のおかげで幸せな時間を過ごしているのだから、
潜在意識だって怒ってしまいます。
そういう考え方をやめないとね。
悪い時は神様助けて、いい時は神様は関係ないは、
人間の自分勝手な姿、神様を利用しご利益のみを求める人の姿です。
❸感謝不足
自身が料理さえ作れない状況から、今は、健康になったのですよ。
頭のモヤモヤも神棚を置いて、義母から仏壇を預かることになって
変化したはずです。
偶然は一切ありません。
それなのに、自身がそこまで回復しても、
神棚や仏壇に手を合わせるのは自身だけというのは残念です。
夫や子供はどうしているのですか?
夫や子供が、本当に回復したのは神仏や潜在意識のおかげと思っていないのなら
それはあなた自身の姿です。
鏡の法則や引き寄せの法則にあるように、自分の姿ですから
本当に考えなければなりません。
料理も作らず、仕事も思うようにできず、子供にも構うことができないまま
ずっと過ごして行っていたら家庭はとっくに崩壊を迎えていたことでしょう。
真剣に考えることが必要でしょう。
人は、自分の体の調子が悪かった時を忘れてしまいがちです。
よくなると全く忘れます。
それでは潜在意識にも神仏にも偽の感謝しかできません。
犬や猫などの動物でさえ、人への恩は忘れません。
神恩、親恩、師恩など、恩を忘れないでいかせていただくことが、
自分が成長するために欠かせないものだと思います。