蒼い芝生の傍らで

サッカー観戦記および日常の出来事等

最近読んだ本:『鴨川ホルモー』

2009年05月11日 21時10分20秒 | 
ネタがない時は、これに限りますね☆映画も公開されたので、これまた慌てて呼んだ万城目学です。

【ストーリー】
京大に2浪して入学した主人公・安倍は、京都『葵祭』のバイト帰りに『京大青竜会』というサークルに勧誘される。夕飯目的で参加した新歓コンパで偶然居合わせた美しい鼻を持つ女性に一目惚れした安倍は、ズルズルとサークルに籍を置く事に。しかし、このサークル、京都に古くから伝わる『ホルモー』と言う競技を行うサークルだった!

映画の宣伝等を先に観てしまってから読んだので、オニは何となく可愛らしい想像で読んでしまいました☆在り得なさも相当なものなのですが、最後まで読むと本当に『ホルモー』と言う古来からの競技があるような気持ちになるのが、不思議です。それ位、『ホルモー』と言う競技について考え抜かれている所が、凄いです!
あと、キャラクターの濃さも、凄い!主人公の凄まじい妄想癖、友人の帰国子女・高村の日本人魂、『凡ちゃん』こと楠木さんの鉄壁女子っぷり、主人公の片思いの女性・早良京子の天然悪女っぷり、その他もーこれでもかっ!と言う程個性溢れるキャラクターが出てきて、笑いあり・青春あり・涙なし(笑)のストーリーが展開されます!
まとめて本を読む時間が取れない中で、寸暇を惜しんで必死に読んでしまう面白さでした!

これが映像になる所がどうしても想像出来ないので、映画も観に行きたいなぁと思います!・・・まだやってるよね??
コメント
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