姫にとって友達の言葉は絶対です。
友達の言うことは盲目的に信じています。
「友達だから」それだけの理由です
友達だから 苛めたりしない 悪口なんか言わない 嫌なことをしない
姫はそう思っています。
先日、夜、寝る前になって「三つ編みして」と言い出した姫。
「なんで?寝る前に三つ編みしたってしょうがないやん?」
「三つ編みして寝て、朝解いたらくねくね~ってなるのが流行ってるねん」
「ふ~ん、そうなん」
「そう!だからここ!三つ編みして!」
って姫が私に委ねたのは前髪・・・
「前髪を三つ編みすんの?」
「そう!前髪くねくね~ってするのが流行りやねんて」
「うそ~ ヘンやって!お母さん的にもそれはちょっと、どうかと思うけど」
「じゃあいいよ!自分で何とかするから!」
鏡の前で悪戦苦闘の末、おでこに三つ編みの前髪を垂らし「おやすみ!」って寝ちゃいました
翌朝、寝ぐせ直しスプレーとブラシを手にくねくねの前髪と戦う姫
よかった、ヘンって気づいてくれて
その日の夜、また「三つ編みして!」
「え?ヘンやったん違うの?」
「前髪じゃなくて、こっちやって!ここ!」
姫が今回三つ編みにしたいのは、こめかみの辺り、前髪の両サイドの髪です。
仕方なく、三つ編みにしてやると
「ありがとう!お母さん上手!」と喜んでベッドへ
でも、翌朝はやっぱり寝ぐせ直しスプレー
「流行ってるのに、上手く出来ない」
しょんぼり登校した姫でしたが、私は内心ホッとしました
ホントにそんな髪型が流行ってるの?見たことないよ
以前、姫のクラブの本番の時、現れた姫を見て
一緒に行っていたばぁばは「何であんな頭してんの?」
他のお母さんも「姫ちゃん、どうしちゃったの?」
私が聞きたいよ~
姫の髪型は両耳の上で一か所ずつ、後頭部の上半分で一か所、計三か所をゴムで括っていました。
三か所ともピンと立っていてフライパンの取っ手が三つ付いてるみたい
本番が終わって直ぐ姫の元へ
「姫、あの頭、いつの間に括ったの?」
「本番待ってる時。『もう取っとき』って言われて取っちゃった」
「自分で括ったの?」
「ううん、RKちゃんたちが括ってくれた。かわいかった?」
「姫、鏡見た?」
「鏡なんかないもん。でも、みんな『姫、かわいい~』って言ってたよ」
あいつら~ わざとだ!
姫が笑ってるから、わかってないからやったんだ!
なにが「姫、かわいい~」よ! 「ばっかみたい」って心の中で笑ってたんだ!
姫はあんたたちのこと「友達」だって思ってるのに、信じてるのにそんな姫を笑い者にして平気なの?
こんなにたくさんの人の前で恥かかせて平気なの?
そんな姫を見てばぁばは泣きそうだった。
「あんなヘンな頭にされて気づかんの?おかしいことされてるってわからんの?
腹立たんのやろうか?恥ずかしないんやろうか?」
残念だけど、悔しいけど、悲しいけど姫は気づいてない。
「友達が嫌なことするはずない」って信じてる。
他のお母さんたちも「女の子たちわざとなの?姫ちゃん、大丈夫?」
「先生も気づかなかったのかな?」
「姫ちゃんが気づいてないのが救いかもねぇ」
皆さん、姫の障碍は知りません。おっとりし過ぎてる子と思ってる。
その場で言ってやりたいことは山ほどあったけど、姫の気持ちを考えると言えなかった
歯痒いけど、悔しいけど、悲しいけど、大人が何を言っても
姫は「友達は苛めたりしない。嫌なことしない」って信じてる
主治医のT先生に言われてる
「歯痒いし、辛いけど、このことは姫ちゃん自身が納得しないと。
経験から学ぶしかないんです。
姫ちゃん自身で友達とのかかわり方を学ぶしかありません。
お母さんは辛いけど見守ってください」
この先、どれくらいこんなことが繰り返されるんだろう?
ばぁばはこの日、姫に一生懸命話してくれました。
「あのね、姫。今日の姫の髪型はばあちゃんは良いとは思わんかったよ。
姫は友達に括ってもらって嬉しかったかもしれんけど、
みんなも子供やからね。お母さんみたいに上手じゃない。
だから、これからはお母さんに括ってもらいなさい。
お母さんやったら姫に似合う髪形を一番知ってるし、上手やから。
あんまり友達に括ってもらわん方がいいよ」
精一杯、言葉を選んで姫を傷つけないように話してくれたばぁばに感謝です。
「あんたがしっかり見とかんと!また何されるやわからんで!
しっかり見ときなさいよ!」
私にはかなり厳しいお言葉を頂きましたが
姫が癇癪を起して私の話を聞けなくなった時、いつもばぁばが助けてくれます。
「姫の一番の味方はお母さんやで。お母さんはいつも姫のこと考えてるからね。
何かあったら必ずお母さんに言いなさい。お母さんが必ず姫を守ってくれるからね」
何度も、何度も姫に言ってくれます。
本当にいくつになっても母親ってありがたいものですね。
記事を書きながら、改めて母を想い、母に感謝してます
友達の言うことは盲目的に信じています。
「友達だから」それだけの理由です
友達だから 苛めたりしない 悪口なんか言わない 嫌なことをしない
姫はそう思っています。
先日、夜、寝る前になって「三つ編みして」と言い出した姫。
「なんで?寝る前に三つ編みしたってしょうがないやん?」
「三つ編みして寝て、朝解いたらくねくね~ってなるのが流行ってるねん」
「ふ~ん、そうなん」
「そう!だからここ!三つ編みして!」
って姫が私に委ねたのは前髪・・・
「前髪を三つ編みすんの?」
「そう!前髪くねくね~ってするのが流行りやねんて」
「うそ~ ヘンやって!お母さん的にもそれはちょっと、どうかと思うけど」
「じゃあいいよ!自分で何とかするから!」
鏡の前で悪戦苦闘の末、おでこに三つ編みの前髪を垂らし「おやすみ!」って寝ちゃいました
翌朝、寝ぐせ直しスプレーとブラシを手にくねくねの前髪と戦う姫
よかった、ヘンって気づいてくれて
その日の夜、また「三つ編みして!」
「え?ヘンやったん違うの?」
「前髪じゃなくて、こっちやって!ここ!」
姫が今回三つ編みにしたいのは、こめかみの辺り、前髪の両サイドの髪です。
仕方なく、三つ編みにしてやると
「ありがとう!お母さん上手!」と喜んでベッドへ
でも、翌朝はやっぱり寝ぐせ直しスプレー
「流行ってるのに、上手く出来ない」
しょんぼり登校した姫でしたが、私は内心ホッとしました
ホントにそんな髪型が流行ってるの?見たことないよ
以前、姫のクラブの本番の時、現れた姫を見て
一緒に行っていたばぁばは「何であんな頭してんの?」
他のお母さんも「姫ちゃん、どうしちゃったの?」
私が聞きたいよ~
姫の髪型は両耳の上で一か所ずつ、後頭部の上半分で一か所、計三か所をゴムで括っていました。
三か所ともピンと立っていてフライパンの取っ手が三つ付いてるみたい
本番が終わって直ぐ姫の元へ
「姫、あの頭、いつの間に括ったの?」
「本番待ってる時。『もう取っとき』って言われて取っちゃった」
「自分で括ったの?」
「ううん、RKちゃんたちが括ってくれた。かわいかった?」
「姫、鏡見た?」
「鏡なんかないもん。でも、みんな『姫、かわいい~』って言ってたよ」
あいつら~ わざとだ!
姫が笑ってるから、わかってないからやったんだ!
なにが「姫、かわいい~」よ! 「ばっかみたい」って心の中で笑ってたんだ!
姫はあんたたちのこと「友達」だって思ってるのに、信じてるのにそんな姫を笑い者にして平気なの?
こんなにたくさんの人の前で恥かかせて平気なの?
そんな姫を見てばぁばは泣きそうだった。
「あんなヘンな頭にされて気づかんの?おかしいことされてるってわからんの?
腹立たんのやろうか?恥ずかしないんやろうか?」
残念だけど、悔しいけど、悲しいけど姫は気づいてない。
「友達が嫌なことするはずない」って信じてる。
他のお母さんたちも「女の子たちわざとなの?姫ちゃん、大丈夫?」
「先生も気づかなかったのかな?」
「姫ちゃんが気づいてないのが救いかもねぇ」
皆さん、姫の障碍は知りません。おっとりし過ぎてる子と思ってる。
その場で言ってやりたいことは山ほどあったけど、姫の気持ちを考えると言えなかった
歯痒いけど、悔しいけど、悲しいけど、大人が何を言っても
姫は「友達は苛めたりしない。嫌なことしない」って信じてる
主治医のT先生に言われてる
「歯痒いし、辛いけど、このことは姫ちゃん自身が納得しないと。
経験から学ぶしかないんです。
姫ちゃん自身で友達とのかかわり方を学ぶしかありません。
お母さんは辛いけど見守ってください」
この先、どれくらいこんなことが繰り返されるんだろう?
ばぁばはこの日、姫に一生懸命話してくれました。
「あのね、姫。今日の姫の髪型はばあちゃんは良いとは思わんかったよ。
姫は友達に括ってもらって嬉しかったかもしれんけど、
みんなも子供やからね。お母さんみたいに上手じゃない。
だから、これからはお母さんに括ってもらいなさい。
お母さんやったら姫に似合う髪形を一番知ってるし、上手やから。
あんまり友達に括ってもらわん方がいいよ」
精一杯、言葉を選んで姫を傷つけないように話してくれたばぁばに感謝です。
「あんたがしっかり見とかんと!また何されるやわからんで!
しっかり見ときなさいよ!」
私にはかなり厳しいお言葉を頂きましたが
姫が癇癪を起して私の話を聞けなくなった時、いつもばぁばが助けてくれます。
「姫の一番の味方はお母さんやで。お母さんはいつも姫のこと考えてるからね。
何かあったら必ずお母さんに言いなさい。お母さんが必ず姫を守ってくれるからね」
何度も、何度も姫に言ってくれます。
本当にいくつになっても母親ってありがたいものですね。
記事を書きながら、改めて母を想い、母に感謝してます