ちいさなちいさな いのりのことば

 * にしだひろみ *

優しい魔法

2018年12月01日 | Weblog
もうすぐ雪が舞いはじめる、という時期になると、

友人知人のみなさんに尋ねられることがあります。


「息子さんは、いま、サンタクロースのこと、どう考えていますか?」



きっと、お子さんたちからサンタクロースのことを尋ねられたり、このままでいいのかな、と悩んだりしているのでしょうね。


ほんと、悩ましいことですよね。



息子は、去年、岐路にさしかかっていました。

サンタクロースはいない、という道を行くか、

サンタクロースは居る、という道を行くか。



わたしにも問いかけてくれました。

でも、わたしは、何のヒントもあげられませんでした。


息子が、自分で、選ぶものだから。



真実というのは、本当に、ひとつしかないものでしょうか?



わたしには、こんな風に感じられます。

真実というのは、人それぞれ、その人が一番しっくりくるもののことで、

それは無数に存在しているのだと。


そして、何を選んでも、何を信じても、いいのだと。



毎年、枕元に贈り物をそっと置いていってくれるのは、誰でしょう?


それは、サンタクロースかもしれないし、

サンタクロースのお手伝いをしている小人たちかもしれないし、

自分こそサンタクロースだと誇りに思う、こどもたちの親かもしれないし、

日本の、新潟県の、○○地区担当の、おじさんかもしれないし。



どの人であっても、同じですものね、

こどもの幸せを願い、夢を叶えたいと願い、喜ばせてあげたいと願う心は。



もし、サンタクロースはお父さんなんでしょ!と、こどもが泣いたら、

そうだよ、お父さんがあなたのサンタクロースなのよ、

お父さんはね、これまでずっとあなたのサンタクローでいさせてもらって、幸せだったのよ、

だから本当にありがとう、


そう言って、しっかりと抱き締めてあげたらいい。




さて、わたしの息子は、今年もサンタクロースに手紙を書きました。


去年たくさん考えて、どうやら、心を決めたようです。

いろんな話を聞くけど、みんながどうあれ、ぼくには、サンタクロースがいる。


素敵な選択だと思いました。



クリスマスまでの日々、また、わくわくドキドキしながら過ごすのね。

ならば、わたしもまた、わくわくドキドキの日々になる。



「サンタクロース」という、優しい魔法をかけあって、

白く美しいこの季節を、よろこびながら生きていく。
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