新しい年がはじまりました。
年の瀬、年始めは、賑やかな日々のなかにありました。
甥っ子、姪っ子たち
たくさんのご馳走
賑わう街
様々なことを感じながら、それを心に留める時を持たず、日々を過ごしてきたような気がします。
あまりにも、賑やかで、華やかで、急ぎ足で。
それでも、懐かしい人々に再会できて、よかった。
三が日を過ぎてから、山あいの里にある家に、戻りました。
大好きな木々が、待っていてくれました。
いま、雨垂れの音を聴いています。
わたしに、静寂が戻りました。
聴こえなかった時計の秒針が、ふと、聴こえてくるように、
わたしの心が、ゆっくり、時を刻む音が、聴こえてきました。
この音こそ、わたしの指針。
このリズムで、わたしは歩いていく。
それは、雨垂れの音に似て、潮騒にも似て・・・
内に外に、共鳴しながら。