ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

老老介護

2006年05月14日 | ばあやの本棚

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        写真にマウスをどうぞ 
”母の日に ばらの花を ありがとう”
夫は運動不足解消に卓球をやっているが
頭の体操にといって 時々近くの老人センターに囲碁にも行っている

ある日のこと 対戦も終盤近くになった頃、
「Aさん、娘さんが迎えにみえましたよ~」
対戦相手のAさんに 老人センター館内、係りの人がつげた。

「は~い」
Aさんは やおら立ち上がり帰り支度・・・

そこで横のBさんが
「娘さんて?いくつな?」
Kさんがちいさな声で
「70才」
「え  娘さん 70才の 

あぁ、Aさんは 94才と聞いていたから
   70才でも  娘さんにまちがいないよね・・・と

でも 冗談ではすまされないと そのとき夫は思ったそうだ。

折りしも数日前、M新聞で「老老介護」の 記事を目にした。

  ~M新聞より一部抜粋~
93才の母親を在宅介護して3年目、1人娘のM子さんは仕事と介護を なんとか両立してきたが
母親が脳梗塞、M子さん自身も股関節の病気で歩行が難しくなり仕事をやめた。

日中は複数のヘルパーが 母親をみてはくれるが
食事の用意や深夜の世話は M子さんしかいない。
身動きがままならないM子さんは
毎日の介護に追われて 自分の時間も持てないままに
股関節の病気の手術も 入院が必要のために ためらっているという。


              

まさに「老老介護」の現実がそこにあった。

多額の費用はかかるものの、施設などでお世話を受けられる場合は 
寂しさは避けられないが
家族介護の困難さは 少しでも解消できるので幸せであろう。

人ごとだといって すまされる時はよいが
確実に  ひたひたと波は打ち寄せてきている・・・

「俺たちも いつそうなるかと思うと・・・」
と夫が 話してくれた。

今日は 母の日、そしてまもなく父の日も・・・
来年も元気でこの日を迎えたい・・・

”元気が いちばん!!”
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妹・ しいちゃん

2006年05月10日 | ばあやの本棚

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「○み先生、連休にあそびにきていいですか?」
「は~い、待ってますよ」
甥、姪たちは、いまだにわたしのことを親しみを込めてこう呼ぶ。
小学生の頃 20名ほどのこどもたちと一緒に
書道を教えていたので
やさしい2児の父親になったいまでも・・・

1昨年、その甥たちの母親は
56才の若さで癌に命を奪われた
わたしの3番目の妹(しいちゃん)でもあった
妹は 2人の孫の誕生を見ることもなく、空の星に・・・
 
やがて 長男 ひろくんが2才の誕生日をむかえる
この春に生まれた次男 はるくんは もうすぐ4ヶ月、あやすとにっこりと笑う
とてもかわいくてうれしい
甥たちがやってくると 夫はひさしぶりの”赤ちゃん”をひざにのせてにこにこ、
ひろくんは わたしを「おばあ・・・」とよんでくれる

妹はこの瞬間をどんなにか 心待ちしていたろうか・・・
今年、妹の3回忌を迎えた
そして 元気でいてくれたなら 5月14日 
母の日に 58才の誕生日をむかえる。

「しいちゃん、青空に元気に泳ぐこいのぼりが みえましたか?
み~んな 元気に 大きくなっているからねぇ・・・」

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今日は こどもの日   ( 親にはぐれて・・・ )

2006年05月05日 | じいやの本棚

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路傍にそっと・・・ 
 
 今日は ひさしぶりに ~我が家の本棚~ 
やさしい じいやの語りです・・・
                         
             
杏 子


はぐれ小雀

夕方、妻と散歩中に突然 妻の足元に向かつて小雀が ぶつかりそうに飛んできた。
  「きやぁー」妻はおどろいてとびあがった
小雀は地面に這うようにしてじっとしている。
  「あ、親にはぐれた 小雀たいねぇ」
わたしと妻の方を見てチッチッと一生懸命に鳴く。
  「このままでは車に轢かれてしまうよ・・・」と 妻が心配そうに わたしを見た。
  「あぁ そうたいね」
そっと近寄り 両手のひらでつつんでやると鳴くのをやめた。
震えていたのが 安心して しづかに座っている。
きっと 親にはぐれた為に何も食べてないのだろう・・・
  「鳥かごも 無いからねぇ」と 妻がまた  わたしを見る
どうしたものかと思案したが どうすることも出来ない
可愛そうだが 山の方の草むらに放ってやった。

いままでスズメを見ても 何とも思わなかったが、こうして小雀のほのかな暖かさを感じると
不思議に愛情を感じてしまった

放した小雀は あれからどうしたろうか・・・
親の気持ちは 雀も同じ、 きっと探しているだろうなぁ

        端午の節句 子供の成長を祈って     じいやの本棚より ~

 

 
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わびすけのお話

2006年05月04日 | ばあやの本棚

 侘助(わびすけ)は、葉も花も小ぶりで、赤、白、絞りなどが一般的のようだ
我が家のは 薄いピンク色
花が散り 薄緑色の若葉がしげってきている


・・・あ、思い出した・・・
 

 

 18年前 我が家を新築、猫の額ほどの庭作り
庭師さんが石を入れて丁寧に整えてくれたのだが、めずらしさも あり
植木市と聞くとあちこち見て回り、ちいさな庭に 若木を買っては植えていたものだ

 ある日のこと、熊本 白川河川沿いでの植木市で買ってきた1本をよろこんで植えたが・・・
さて名前を忘れてしまった

「確か、 なんとか?・ だったような・・・」
「なんとか?・び・す・け?」
 からいつてみたら、 でてくるかもよ」
あびすけ、いびすけ、えびすけ、・・・・かびすけ、きびすけ、くびすけ・・・~~・・・
さびすけ、しびすけ、すびすけ、・・・~~・・・
一寸手伝ってぇ・・・~~~
たびすけ、ちびすけ、つびすけ、・・・~~・・・
なびすけ、にびすけ、・・・~~・・・
あ~つかれた    もうよか  わからん

・・・
・・・~~れびすけ、ろびすけ、わびすけ・・・ 

「あ、でたッ   わびすけだッ

    「 あ~ほんなこて くたびれたぁ~~~」

 

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たんぽぽ

2006年05月03日 | ばあやの本棚

どうにもならんことがひとつぐらい
どうしても許せないことがひとつぐらい
あるよね

たんぽぽ
真ん中があったかい

無数の綿毛にいろんな思いをたくして
 飛び立ってゆく たんぽぽ

まあるい心に ひろ~い心に・・・

あ~  たんぽぽ みぃ~つけた  

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満1才に なりました   ~杏子~

2006年05月01日 | ばあやの本棚


                マウスオンしてみてください
       
可憐に咲く 野の花 ひなげし
雑草のなかにもめげずに そよそよと風に揺れている ひなげし・・・

    おもわず目をとめました 「あ・・・きれいか~」

                

影武者 花とおじさんの手ほどきで
  「杏子のブログ開店」にこぎつけたのが 昨年の 春 5月

しかし なにしろ60余さいの一年生
手取足取りでパソコン始めて マウスを持つ手もガチガチ・・・

それでも・・・
ブログ開店はしたものの

ばあやとじいやには
やはり 荷が重すぎました
  大変お世話になりましたが   
   しばらくお休みいたします・・・ 


と・・・1ヶ月がすぎたころ はやくもダウン

しかし、
みなさまのあたたかい励まし、心あたたまるコメントが
とてもうれしく
がんばって  再開店
 今日この日 5月1日 満一才の誕生日を迎えることができました

お陰様で九州から~遠くは 札幌までのかたがたに
毎日の出来事、四季おりおりのお便りなどを
パソコンをとうして楽しくお話が出来る幸せをいただきました。

ほんとうに ありがとうございました。

ブログは なによりの元気の源  楽しい勉強が出来ます
細々ながらも、これからもブログを つづけられますように・・・

どうぞよろしくお付き合いくださいますよう
       心より お願いいたします。
                      2006・5・1


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