ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

微笑ましいこと

2013年05月24日 | ばあやの本棚

 孫のあ~ちゃんの家で今年も実った小さいけど、甘いあま~い”さくらんぼ”
味見に、ほんのチョッピリだけど、持って来てくれました。

2ヶ月に1回、整形外科に通院中、診察は問診のみ。
薬を3種類もらって帰るのだが、いつも患者が多くて満席状態。
予約制だけど待つこと3時間近くを、まだかまだかと 少しイライラ気味・・・
隅の方で壁によりかかったり、外に出たり、テレビを見たりで根気強く待っていた。 

もう、夕方で病院の受付しめ切り時間も迫っている。

その時小さな姉妹二人をつれたお母さん(Aさん)が急いで窓口へ、
ひたいには汗をかいていた。
小さい方の子(幼稚園ぐらい)は、右手に白い包帯のギブスをつけている。

待合室をぐるりと眺めて、ため息ひとつ・・・
すると、その姿をみた小学6年位の女の子(B子ちゃん)が、自分の席をたち、
「どうぞ・・・」と はずかしそうに小さな声でほほえんだ。

Aさんは、びっくりしたようだが、「どうもありがとう!」うれしそうに軽く頭をさげた。
それから二人の子供が半分こで、仲よく腰をおろした。
そしてにっこり・・・

しばらくしたら、Aさんがバックの中をごそごそ、あら~ ヤクルトが出てきた。
3本あった。
1本を上の子どもに持たせて
「おねえさんに(B子ちゃん)に持って行ってね」とそっとわたした。

その子は、これもはずかしそうにしながら、ヤクルトをB子ちゃんに。
B子ちゃんは、「どうも、ありがとうございます」とにっこりして、うけとり
すぐにおいしそうに飲みはじめた。
「あらまぁ、おいしそうだこと、よかったネ」と心の中の私。      

混雑の中でのちょっとした心使いが、こんなにうれしいことになりました・・・
おかげさまで、イライラ気分が少し穏やかに、どうもありがとう。

コメント (3)
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