右は ワープロ仕上げの第1集
左は パソコン 1年生の第2集
パソコンのF先生は
“私のパソコン道”で 一筆 書いてみたらと 進めてくださる
そう、パソコンとの出会いは60才で出会ったワープロへの挑戦から始まった
まず自分史のまねごとに近い文集 第1集の作成に とりかかった
結婚に始まり、こどもの誕生、家庭生活の様々な日常の出来事、旅行記、友人のこと、
両親、そして孫の成長振りなどを綴った。
キーボードの上のたどたどしい指、ローマ字を思い出すのも一苦労しながらも夢中になった。
そしてB-5版、40ページほどの小冊子が 6ヶ月後に完成
それは 還暦を迎えた記念誌でもあった
表紙には葦ペンで書いた風景画を、ささやかな筆文字もそえた
製本も自分でやってみた
袋とじの用紙の端を きれいにあわせて、糊づけするのが大変だったが
根気つよくがんばって仕上げた
「世界で 1冊しかない本だね」と 主人のねぎらいはうれしかった
今、わたしの本棚を飾ってくれている
そして、61才の秋 ついにパソコンの世界へ 主人との二人三脚で・・・
次回へつづきます。