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金魚椿

2011-05-07 | 日記
今日はとても暑かった。25度以上はあっただろう。
昨年立派なゴーヤが収穫できたのに我ながら感動して、「よし!今年はシシトウを育ててみよう。ついでにダメ元でトマトもやってみようかな・・・・」というわけで、植木鉢を2つ取り出して狭い庭の片隅、日の当たる箇所を吟味して置いてみた。私が野菜に挑戦するなんて昨年まで一体誰が想像できただろう?当の本人すらびっくりしているんだから。。。。。昨日気まぐれに買ってきたそれぞれの苗を1本ずつ植え込んだ。「私もしっかり応援するから頑張ってね!丈夫に育ってよ!」

さて話変わって、今日のテーマは金魚椿
4年前に高知の方から頂いた椿、きっと牧野植物園から入手されたと思う金魚椿。
確かに葉は金魚の尾ひれの如く葉先がぎざぎざになっていた。一体どのような花が咲くのだろうと、ワクワクしながら次の春を待った。でも残念ながら咲かなかった。きっと来年は大丈夫だろう、と水と肥料を入れて待った。・・・・・・・でもやっぱり咲かなかった。

金魚椿って葉を楽しむ椿なんだろうか?と思ったりして、好奇心から葉の形が変わっていく様を押し葉にして楽しんでみた。最初からぎざぎざになっているわけではない。
若葉の頃は普通の椿とほぼ同じで、葉の色が濃くなっていくに連れてぎざぎざも深く切り込まれていくのである。

その次の年もやっぱり咲かなかった。それでも水と肥料は入れ続けた。花を見るのを諦めていた矢先の今年の春、なんとふっくらとした蕾が付いてついに開花したのである。小さい蕾を見つけた時は嬉しくて「やったぁ~!」思わず叫んでしまった。それから毎日何色のどんな形の花かといろいろ想像した。赤かしら?ピンクかしら?白かしら?ひょっとすると混じっているかしら?花ビラはどうかな、一重かな?八重かな・・・・・
蕾はなかなかなかなか開かなかった。その分私の夢は膨らんだけれど。。。。

私のお気に入り・赤の藪椿は10年来毎年綺麗な花を見せてくれるのである。コレも今は神戸に引っ越された方の思い出の椿で、いつまでも大切にしたいと思っている。共に植木鉢なので並べてみた。赤は早や2月から咲き始めていて、バックで引き立て役をしてくれて今日に至った。
金魚椿は4月11日に最初の花を見た。一重の白!写真では表現できないこの気品ある白さ。「綺麗だよ!花嫁さんのドレスみたいだよ。」と小声で告げてみた。聞こえているかなぁ~。。。。。

                 
   (写真はクリックすると拡大する)

かれこれ1ケ月、次々に咲いた。最後の二輪を小枝のまま手折り、水鉢に入れた。そして今日一輪が水面に落ちた。既に浮かし花にしていた赤はココでも引き立て役を勤めてくれて、ありがとう!
ついでながら金魚椿の葉を花器に浮かべてみた。うわっ!なんて可愛い!!

お礼肥えを入れたよ。ゆっくり休んでね。いっぱい楽しませてくれてありがとうありがとう!!