・見遥かす山麓の小道に夏光る
・ゴンドラの背中合わせに夏の風
・ぶらぶらと脚下げリフトキスゲ畑
・夏草に空中散歩脚触れし
・リフト揺れ次々ふれゆく夏の草
・夏リフト蝶もつれいく脚のした
・ぶらぶらと脚下げ飛ぶや夏リフト
・ゴンドラリフトの真下夏草足触れて
・足揺らし触れる夏草赤い花
・脚下げてぶらぶら揺らす夏の草
・涼しげに頭を垂れて唐糸草
■一度づつ下がる涼しさリフト揺れ
↓
・老鶯の声を聴きたし口笛す
・老鶯のすぐ返事あり声のみで
・口笛吹くまた老鶯に恋してる
・老鶯の心が知りたし口笛吹く
・老鶯が心を動かし返事して
・老鶯が心を動かし声流す
・老鶯は必ずすぐに還す木道に
・聞きなれない歌にも返す老鶯は
↓
・夏の蝶どこからか来て円く飛ぶ
・夏の蝶気の向くままに来て消ゆる
▼夏蝶が古りたるリュックに羽畳む
・氷河期のかけらひらひら夏の蝶
↓
▼夏蝶が先導カール上りゆく
・夏山は残雪の上が登山道
・雪渓に口笛流すリフト降り
・雪渓遥か登山者が墨絵となる
・夏の霧這ふがごとく山登る
・夏の霧視界をふさぐ八方尾根
・残雪が氷河の時を語り継ぐ
・太古から受け継ぐ生命夏の蝶
▼氷河期の大地が舞台夏の蝶
↓
・夏山に自分でみつけたチングルマ
・チングルマ見いつけたわくわく夏の山
・五弁は白花芯は黄で萌えチングルマ
・氷河期がルーツのシャクナゲケルンの前
・太古より営み続けるシャクナゲ咲く
・白山シャクネゲ古代からここにいる
・数万年の時の流れか大雪渓
・チシマ桔梗モレーンに咲いて夏盛り
↓
・イケメンに道を譲りて夏の山
・イケメンに道をあけたり夏登山
↓
・リフト降り見納めに雪渓振り返る
・塔ごとにゴンドラ撓む夏の山
▼塔ごとにゴンドラ沈む夏登山
・ゴンドラの背中合わせに夏の風
・ぶらぶらと脚下げリフトキスゲ畑
・夏草に空中散歩脚触れし
・リフト揺れ次々ふれゆく夏の草
・夏リフト蝶もつれいく脚のした
・ぶらぶらと脚下げ飛ぶや夏リフト
・ゴンドラリフトの真下夏草足触れて
・足揺らし触れる夏草赤い花
・脚下げてぶらぶら揺らす夏の草
・涼しげに頭を垂れて唐糸草
■一度づつ下がる涼しさリフト揺れ
↓
・老鶯の声を聴きたし口笛す
・老鶯のすぐ返事あり声のみで
・口笛吹くまた老鶯に恋してる
・老鶯の心が知りたし口笛吹く
・老鶯が心を動かし返事して
・老鶯が心を動かし声流す
・老鶯は必ずすぐに還す木道に
・聞きなれない歌にも返す老鶯は
↓
・夏の蝶どこからか来て円く飛ぶ
・夏の蝶気の向くままに来て消ゆる
▼夏蝶が古りたるリュックに羽畳む
・氷河期のかけらひらひら夏の蝶
↓
▼夏蝶が先導カール上りゆく
・夏山は残雪の上が登山道
・雪渓に口笛流すリフト降り
・雪渓遥か登山者が墨絵となる
・夏の霧這ふがごとく山登る
・夏の霧視界をふさぐ八方尾根
・残雪が氷河の時を語り継ぐ
・太古から受け継ぐ生命夏の蝶
▼氷河期の大地が舞台夏の蝶
↓
・夏山に自分でみつけたチングルマ
・チングルマ見いつけたわくわく夏の山
・五弁は白花芯は黄で萌えチングルマ
・氷河期がルーツのシャクナゲケルンの前
・太古より営み続けるシャクナゲ咲く
・白山シャクネゲ古代からここにいる
・数万年の時の流れか大雪渓
・チシマ桔梗モレーンに咲いて夏盛り
↓
・イケメンに道を譲りて夏の山
・イケメンに道をあけたり夏登山
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・リフト降り見納めに雪渓振り返る
・塔ごとにゴンドラ撓む夏の山
▼塔ごとにゴンドラ沈む夏登山