himadawaが作ったキャンピングカーで美しい星空を求めて

暇つぶしと老後の楽しみにと、DIYで製作するキャンピングカーの過程と運用、天体写真撮影のblogです。

やっとのFS-60CB ファーストライト

2021年07月05日 | 天体写真

6月29日、今晩は予報より天気が良く雲が少ない。月齢19.1日 月の出は23時頃ですので、2時間くらいは撮影のチャンスがありそうです。

しかし、またもや明日は2回目のワクチン接種の予定です。なぜかワクチン接種の予定があると天気が良くなります。これは良い傾向だと勝手に考え、天候もコロナも良い方向に向かえばと思います。

そんなことで急遽、自宅庭に機材を展開しました。

撮影時間が少ないので今晩のメニューは新しい鏡筒であるFS-60CBの事実上のファーストライトとしました。

架台はSXD2を使用して撮影することに集中しました。月は出ていませんが町中ですので、肉眼では4等星が確認できる程度の夜空です。

ファーストライト

TITLE:M10,M12
DATE:2021-6-29
TIME:20:55..21:07
撮影場所:四日市
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FS-60CB
コンバーションレンズ:FC/FSフラットナー
焦点距離:374mm
F値:F6.2
露出時間:10s
撮影枚数:40枚
フィルター:none
ISO:5000
気温:26℃
赤道儀:Vixen SXD2
ガイド:ノータッチ
画像処理:St9で+コンポジット、Lrで仕上げ 、トリミング90%

ファーストライトは派手目な夏の星雲としたかったのですが、高度が低く空の状態も良くなかったので、少し高度の高いM10,M12をペアで撮影してみました。左端の星はへびつかい座の300ph 4.8等級の恒星で、その隣がM10、右下がM12の球状星団です。

空が明るいので短時間露光、焦点距離も短いのでオートガイド無しです。これ位の短時間露光であればAZ-GTiとFS-60CBの組み合わせでもオートーガイド無しで行けそうですね。