ハローワークに、発達障害者支援センター、ジョブサポートセンターの助言を受けて、ハルカは生き生きと求職活動している。親の私たちはもう、完全に手を引いているから、どんな仕事に応募しているのかもわからないし不安だけど・・・でも、もうハルカの思う仕事に行かせるほうがいいのかもしれない。親はもう、祈るだけで・・・
決まるまで、次から次へと当たっていく。そうすると、また違う求人が見えてくる。今日は報告を兼ねてハローワークのツジムラさんのところへ。この間の、学校図書室の面接。
「すみません。あれ、ちょっとまずいこと言ってしまいました。」
「いえいえ。それは仕方ないですよ。」
失敗から学ぶ、そういうことだってある。その失敗を次に生かしていけばいいだけのことだもの。
「あ、それと、次に申し込みたい求人ですけど・・・」
前進している。私の就職活動は確実に前進している。コートから軽いジャケットへ。今日は、ジョブサポートセンター。
「あら!もうすぐ誕生日じゃない?」
「そうなんです。」
「おめでとうございます。」
保健師マツウラさん。
「あ、ありがとうございます。」
そうだよ、もうすぐ三十四歳になっちゃうんだよ、私。
「正直焦りますよ。就職って歳を取るほど不利じゃないですか。」
そんなことないわよ、って慰めの返事が返ってくるのは、ここでは当たり前みたいなこと。
「気にしちゃいけないんですよね。年齢なんて。」
「そうよ。年齢じゃないのよ、就職って。」
「自分にその仕事が出来るか、ですよね。」
当たり前のことを何度も確認し、何回も自分に言い聞かせる。私はそのためにここに来ている気もして。
おじいさんはどうしてるの?元気にしています。私たちが負けそうなぐらい。ワハハハ。
「ツキシロさん、ずいぶん表情がよくなったわよ。」
同じこと、ムライさんからも言われた。
『始めてお会いした頃と比べると、物凄く表情がよくなられましたよ。』
そうかもしれないな・・・診断を受けること、自己分析すること、そして、障害者手帳を取ること・・・重大な問題はもう、全部クリアしたんだから。
『障害者手帳を取る決心をするだけでも、何年もかかってしまう人もいるんですよ。』
決まるまで、次から次へと当たっていく。そうすると、また違う求人が見えてくる。今日は報告を兼ねてハローワークのツジムラさんのところへ。この間の、学校図書室の面接。
「すみません。あれ、ちょっとまずいこと言ってしまいました。」
「いえいえ。それは仕方ないですよ。」
失敗から学ぶ、そういうことだってある。その失敗を次に生かしていけばいいだけのことだもの。
「あ、それと、次に申し込みたい求人ですけど・・・」
前進している。私の就職活動は確実に前進している。コートから軽いジャケットへ。今日は、ジョブサポートセンター。
「あら!もうすぐ誕生日じゃない?」
「そうなんです。」
「おめでとうございます。」
保健師マツウラさん。
「あ、ありがとうございます。」
そうだよ、もうすぐ三十四歳になっちゃうんだよ、私。
「正直焦りますよ。就職って歳を取るほど不利じゃないですか。」
そんなことないわよ、って慰めの返事が返ってくるのは、ここでは当たり前みたいなこと。
「気にしちゃいけないんですよね。年齢なんて。」
「そうよ。年齢じゃないのよ、就職って。」
「自分にその仕事が出来るか、ですよね。」
当たり前のことを何度も確認し、何回も自分に言い聞かせる。私はそのためにここに来ている気もして。
おじいさんはどうしてるの?元気にしています。私たちが負けそうなぐらい。ワハハハ。
「ツキシロさん、ずいぶん表情がよくなったわよ。」
同じこと、ムライさんからも言われた。
『始めてお会いした頃と比べると、物凄く表情がよくなられましたよ。』
そうかもしれないな・・・診断を受けること、自己分析すること、そして、障害者手帳を取ること・・・重大な問題はもう、全部クリアしたんだから。
『障害者手帳を取る決心をするだけでも、何年もかかってしまう人もいるんですよ。』
ありがとうございます。
ハルカ、うまくいきますように・・・
>スモッドさん
ありがとうございます。
ハルカ、ここまでめげずによく頑張ってくれました。親子子関係も無事に乗り越えていくでしょう。