気象予報士合格!その後・・・

第24回気象予報士試験に合格したヒコーキ雲がその後どうなったのかを報告します。

№48 ○|○|

2006年09月24日 10時16分50秒 | Weblog
若かりし頃?、○|○|という看板を東京で初めて見た時、
何かのハングル文字かと思いましたが「マルイ」と呼ぶそうです。
○を「マル」、|を「イ」と発音するなら
正しくは「マルイマルイ」のような気もしますが・・・。
ともあれ、その○|○|が大阪ミナミに金曜日オープンし、
いま関西のメディアは蜂の巣をつついたような大騒ぎです。

ヒコーキ雲は百貨店業界のことは詳しく知りませんが、
新聞記事等を読むところ、東京スタイルをそのまま大阪に、
しかも大阪人の魂であるミナミのド真ん中に持ち込んだ点が
大騒ぎの根底にあるような気がします。
まぁ阪神甲子園球場に巨人グッツの専門店が
堂々とオープンしたようなものですね。

実はこの○|○|の大阪進出には布石があります。
数年前に神戸三宮で関西第1号店をオープンし、
東京スタイルが関西で通用するか試行していたのです。
大通りを挟んで対面には強敵「神戸そごう」がありますが、
それでも売り上げを順調に伸ばした実績に自信をつけ、
いよいよ本命の大阪に2号店を出したというワケです。

2号店は難波ターミナル駅に隣接してアクセスは抜群ですが、
目の前に大阪最強の百貨店「高島屋本店」が君臨し、
近隣にも高島屋に並ぶ大阪御三家の大丸&そごうの本店が鎮座。
まさに四面楚歌といった状況ですが、
開店ブームが去った後が本当の正念場でしょうね。
                       
江戸っ子の知人に聞いた話では、
東京では伊勢丹の人気がダントツだとか。
そういえば京都駅に伊勢丹がありますが、
わざわざ大阪から行く程の人気ではないようです。

ヒコーキ雲の親しい女の子らに聞いたら、
北大阪の人は梅田の阪急百貨店がダントツで、
南大阪の人は難波の高島屋(ローズと呼ぶ子が多い)か、
天王寺の近鉄百貨店という答えが多かったです。
たぶん沿線ターミナル駅にある百貨店が一番行きやすいので、
好みも地域性が表れるのでしょうね~。

ヒコーキ雲は哀しいかな安月給ですので、
高価な百貨店で買い物することは滅多にありませんが、
例外的に阪神百貨店のデパチカは好きでよく行きます。
フードコーナーの「いか焼き」は焼きたてが最高で、
鮮魚コーナーで買った刺身も自宅で酒の肴にしたりします。

この度オープンした「なんば○|○|」も探検気分で
デパチカには行ってみようかな?と思うヒコーキ雲でした。
(それ以前に○|○|にデパチカなんてあるんやろか?)

№47 はじめての歯医者

2006年09月17日 10時35分46秒 | Weblog
台風13号が接近していますね。
ヒコーキ雲は愛媛の実家に帰省していますが、
帰りのフェリーが欠航しないか心配です。

さて、火曜日の夕食中に小石を噛んだような衝撃があり、
鏡で口の中をみると左上の最奥歯の一部が砕けたような感じ・・・。
よく見るとその歯が黒っぽくなっており、
ひょっとして虫歯?と少々心配になってきました。

ヒコーキ雲はこれまで虫歯とは全く無縁で、
歯医者さんに今まで一度も行ったことがありません。
良く考えると中学を卒業してから歯の健診は一回も受けておらず、
20年も経つうちに虫歯が進行していたのかもしれません。

子供の頃からライ○ンのク△ニカという歯磨きを愛用しており、
パッケージには「フッ素で虫歯予防」とか謡っているので、
今まで虫歯が無かったのはその歯磨きのお陰だと思っていました。
しかし歯磨きを徹底しても虫歯になる時はなるみたいですね・・・。
                              
水曜日、仕事帰りに近所の口コミで聞いた歯医者さんに直行。
受付のお姉さんに事情を伝えると今日は無理だと言われました。
お姉さん曰く予約が一杯で、飛び入り患者を診る時間が取れないとのこと。

予約が空いてる時間を聞いたら金曜の夕方がかろうじて空いているとか。
それ以外は全部予約で埋まっているらしく、
あまりの混雑ぶりにヒコーキ雲は閉口してしまいました。
歯医者さんてそんな世界なんですね。

で、ようやく金曜日の夕方に診てもらうことができ、
案の定というか、やっぱり虫歯でした。
しかも砕けた歯を含め上下左右の親知らず4本全て。

先生はヒコーキ雲と同世代の女医さんでしたが、
この歳まで歯医者と無縁の人は珍しいそうだとか。
でも、親知らずは一番奥の歯なので、
歯磨きが行き届かず虫歯になったのだろうとの見解。

あと、長年蓄積された歯石も指摘されて、
放っておけば歯槽膿漏になると予想外の警告を受けました。
薬で悪玉菌を減らすと同時に歯石を除去し、
定期的なクリーニングを続ける必要があるそうです。

今回は初診検査ということで、
虫歯については親知らず4本を段階的に抜き、
歯石のクリーニングも受けるという治療方針の確認で終わりました。
この際なので口の中を徹底的にブラッシュアップしたいと思います。

次回(9/26)は砕けた親知らずを抜く手術を行うそうです。
子供の頃、何かのテレビでタコ糸を虫歯に巻きつけて、
歯医者が思いっきり引っ張っていたのを見た記憶がありますが、
もしそんな荒治療なら・・・と思うと少々気が重たいヒコーキ雲です。
                               

№46 秋雨前線

2006年09月10日 09時58分56秒 | Weblog
この1週間は飲み会が3回もあり胃腸が少々お疲れ気味です。
もともと飲み会は好きな方で、
若かりし?頃は夜な夜な飲み明かして、
黄色く見える朝日を浴びながら出社したりもしましたが、
最近は平日の終電で帰宅しても翌朝がキツイです。
体力的にも老い?を感じる今日この頃です。
                      
今日は大阪の自宅マンションで休肝日です。
今朝の天気図をみると秋雨前線が明瞭でしたので、
午前6時現在の資料を残すことにしました(添付ファイル)。

まず地上天気図ですが、太平洋高気圧と大陸からの高気圧が
日本付近でぶつかって秋雨前線を成している様子が分かります。
雲画像でみると秋雨前線に沿った雲列が形成され、
気象レーダーには対流性のエコーが帯状に点在しています。

気流と相当温位は昨夜21時に12時間後を予想したもの、
つまり今朝9時の予想図になるのですが、
等相当温位線が帯状に集中していてほぼ実況どおりでしょう。
集中帯の北側は北東風、南側は南西風が卓越しており、
これらが前線帯で収束・上昇して雲が発生している構図ですね。

梅雨前線や秋雨前線の動きはとても気まぐれで、
天気予報はハッキリいってアテになりません。
最近は携帯電話でも雲画像やレーダーを閲覧できるので、
いわゆるナウキャストで雷雨等に注意を払うしかありません。

男がいつも振り回される「女心と秋の空」と同じですね!(笑)。
                          

№45 餘部(あまるべ)紀行

2006年09月03日 10時47分11秒 | Weblog
夏休みも終わりいよいよ9月ですね。
いつもの電車も中高生達の賑やかさが戻ってきました。
大阪の残暑は相変わらず厳しいですが、
季節は少しずつ確実に秋へ向かっているのを実感します。
                         
さて、ちょうど先週の日曜日(8/27)ですが、
JRの青春18キップを使って山陰本線の餘部駅に行ってきました。
兵庫県北部の日本海に面した香住町という町にあり、
鉄道ファン(テッちゃん)には有名な餘部鉄橋があります。
アメリカ風のトレッスル鉄橋としては日本一の規模を誇ります。

ずいぶん昔、まだ学生の頃だったと思いますが、
餘部鉄橋を渡っていた列車が強風に煽られて横転・転落し、
橋下の家屋を直撃して多数の犠牲者が出る大惨事がありました。
その事故の記憶で餘部鉄橋の事は知っていたのですが、
実はこれまで一度も行ったことがありませんでした。

ところが先日たまたまテレビのニュースで餘部鉄橋を取り壊し、
秋から新しくコンクリート橋に架け替える工事が始まると聞きました。
ちょうど余っていた青春18キップの使い道を思案していたこともあり、
衝動的に餘部鉄橋の見納めに行こう!と思い立ったワケです。

JR大阪駅を宝塚線(福知山線)の始発で出発し、
トコトコとローカル列車を乗り継ぎ揺られること約6時間、
福知山や豊岡などの主要駅で次々に人が増えていき、
目指す餘部駅に到着する頃には通勤電車なみの大混雑に!

餘部鉄橋の通過時はサービスなのか徐行運転となり、
地上40m以上の車窓から眺める美しい日本海は絶景でした。
車内からも大きな歓声が沸きあがり、お目当ては皆同じようです。

ローカル線の餘部駅は普段は無人駅のようですが、
乗客ほぼ全員が列車を降りるとホームが人で埋め尽くされ、
JR社員が臨時に詰めて対応に追われていました。

駅を出ると麓の集落へ下る坂道があり、
5分ほどでトレッスル橋脚のたもとに到着。
地上から見上げる餘部鉄橋も壮観でしたが、
橋の真下には今なお多くの民家があり、
転落事故のことを思うと少々怖い気もしました。
                     
周囲は本当にのどかな田舎町ですが、
ヒコーキ雲のような多くの観光客が民家の路地裏まで右往左往し、
地元の方にとってはチョット迷惑なのかなぁとも思ったりしました。

転落事故の慰霊碑に手を合わせた後、
再び餘部駅まで坂道を登って有名な撮影ポイントに向かいました。
既に多数のテッちゃん達が陣取っており、
本格的なカメラ機材の数々はプロ顔負けの重装備です。
ケータイカメラで撮影するヒコーキ雲は少々肩身が狭かったです(笑)。
それでもヒコーキ雲なりにベストショットを狙い、
1時間に数本しか走らない列車を待って記念撮影に成功しました。

帰りも約6時間列車に揺られ、
ほぼ1日中車窓を眺める日曜日となりましたが、
ローカル線の旅というのも風情があってなかなか良かったです。
風光明媚な餘部鉄橋が無くなるのは残念ですが、
また機会があればこの町を訪ねてみたいと思ったヒコーキ雲でした。