最近できた下関市の「夕なぎ公園」に行ってきました。
磯にも下りられて、魚釣りや磯遊びができて、いい公園なのですよ。
な~んて書くとね、え?え?どこの公園なんか? 知らんやったのー。
なんて思うかもしれませんが、
なーに、人工島に渡る橋のたもとにできた公園なんですよ。
それにしても「夕なぎ」なんてね、よく命名してくれますね。
冬場はここは大波がざんぶりこの、大荒れの日が多いんだけどね。
もうちょっと工事の金額を上げたい思いから、とってつけたような企画で、
できあがった公園なのです。
今、地方都市における公園は、住民が望んでもいないのに、どんどん
新設されたり、改修されたりする不思議な分野なのです。
たぶん、行政と業者にとって、箱物に代わる「予算消化対象」になって
いるのでしょうね。
めくじら立てて、そんなことを批判することはありません。そうやって
できた公園でもどこかいい所があるもんです。そこんとこを楽しみましょう。
ほーら、ちょっと霞んでいるけど、橋の向こうは我らが彦島だよ。
こんな角度から彦島が見られたのは初めてだよ。ありがとう。
人工島へ渡る橋だって、
こうやって封鎖されていて、ガードマンの許しなくては通れないけど、
いいじゃん! 人ッ子一人通ってない橋も「美しき索漠」で、素敵なもんだよ。
橋の歩道には眺望スペースも設けられているんだよ、完成して四年間、
一般人は全く通れないけどさ、待たされれば待たされるほど、期待値は
上がるからさ、心配ないんだ。
おまけに橋の名前が「長州出島大橋」になっていてさ、同時代の僕達には
めっちゃ恥ずかしい名前だけど、なあに百年も経てばね、当時の状況を
素直に表現した名前と称賛されるかもしれないんだ。
僕らの上空をパラグライダーに乗ったお兄さんが飛んでいきました。
僕らが手を振ると、お兄さんも手を振ってくれました。
お兄さんに幸あれです。
by K
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