雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

日泰寺

2010年06月07日 | 愛知散策
超宗派の寺院

   

そう書くと
新手の新興宗教のようだが
そういう訳ではなく
覚王山日泰寺と書くと解る人は理解してもらえると思う

   

タイ王国から寄贈された
仏舎利(釈迦の遺骨)が日本へと渡来したのは
明治33年の事だった

       

仏舎利を安置するため
明治37年に創建された寺がこの日泰寺である
覚王とは釈迦の別名
日泰とは
日は日本
泰はタイ王国を指す

   

超宗派と記したが
それは
この寺院がどの宗派にも属していないことを指している

       

宗派の元になった
釈迦の遺骨を安置しているだから当然と言えば当然

   

管長は
各宗派から3年ごとの交代で出すことになっている
現在参加している宗派は19派
管長が変わると
お経が変わることがあるという寺

   

明治時代に創建された伽藍も
太平洋戦争の戦火で焼失し
現在は
鉄筋コンクリート製になってしまってはいるが

   

大都会
名古屋の街にありながら
小高い丘の上に
かなりの寺領で今も参拝者が絶えることのない日泰寺

       

参拝に訪れてみた

   
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする