東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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出来る子の学習ポイント

2014-11-13 10:18:14 | 学習全般

秋晴れですが、気温は低いですね

受験生でなくても、体調には気をつけて過ごしてくださいね

 

さて、出来る子・・

ここで言う出来る子とは、やはり成績を伸ばしている子の事

成績を伸ばすにはいくつもポイントがありますが

今日はその一つ

学習は「速く奇麗に正確に!」について書いてみますので実践できる事はやってみてください

皆さんも学校の先生に言われた事があると思いますが

「速く奇麗に正確に!」はある程度学習が進んでいる学年です

この3拍子は小学低学年には使わない方が良いと思うのでそこは気をつけてださいね

 

まず字を奇麗に書くについてですが、この奇麗というのは文字通り奇麗なら尚良しですが

「丁寧」なら模範的な字でなくても気にしないでいいです

つまり、”殴り書き”や”いい加減な字”ではダメです

低学年さんはその基本になるので速く書く必要はないと考えます

速く書くよりも「丁寧」に書く習慣を身につけてください

また「正確に」も低学年の頃からの習慣ですから

高学年になって、その双方が確立されてから「速く」が加わるというイメージを持ってください

 

当教室の講師陣は8割型「板書」をしながら授業します

皆さんは学生の頃、先生が板書されたり解説されて重要だと思った事は

直にノートに書き写していましたか?

つまり、板書とノートに頻繁に目が動き、聞きながら同時に手が動く・・・というスタイルです

あくまで予想なのですが、40代の親御さん以上の世代ならほとんど

「当然でしょ?」とお答えになるのではないかと思います

 

その当然が今の教育現場からは当然ではなくなっている事をご存知ですか?

先生や講師は板書しながら解説をします

生徒達は、ただ黙ってその解説を聞き、解説が終わってからノートに書くと言いうスタイルです

私だけが「時間の無駄」だと思うのでしょうか?

私世代の学校では、先生の板書を書き写し、その間に先生が解説される内容まで同時進行でノートに書いていましたよね

先生は書いては消してまた書くので

手元を見ている暇がなく、家に帰ってからノートを奇麗に書き直す事もありましたが、それがしっかり復習の役目をしていたと

振り返る事ができます

 

「奇麗な字で正確に」学習し中学2年生ほどから「速く」を身につけて学習できると成績が伸びると私は考えています

難易度の高い問題を解くだけが学習ではなく、こうした学習する姿勢から出来る子は違うものです

 

板書を書き写すのに、悠々と時間を使い奇麗に書く事があまり効率的でないと考える理由は

やはり高校受験、大学受験に関係します

入試問題を解くのに時間に余裕のある人はほとんどいませんね

できれば見直しもしたい所です

余裕があれば正確さも増します

その余裕を作る為に「速さ」が必要になるのですが、そこまでの学習スタイルにその習慣がないのに

入試当日だけ「速く」なることはできません

 

いかがでしょう、出来る子にする一つのポイントとして

低学年の頃から少しずつ身につける大切な習慣です

ご家庭で、この習慣を意識しているのといないのとでは、後々大きな差がついて来るのは当然ですね

今まで気にしていなかったと言うご家庭でも、ぜひ今日から実践してみてください!