贔屓のひきたおし

歌舞伎や他の芝居を見て感じた感想を綴っていきます。
お話の中心はたぶん海老蔵さん。とても好きなので・・・。

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三度目の並木浩二クン

2006-10-26 00:35:13 | 出口のない海
先週、3度目の『出口のない海』を観てきました。
時間と場所柄、会社帰りのサラリーマンやOLが多いようでしたが、座席的にはゆったりとしていました。

歌舞伎座での完成披露試写会、公開初日舞台挨拶付上映会と
特別なシチュエーションで観た前回2回と異なり、
今回は気分的にも体力的にも余裕をもって観られたせいか、
今までとは違う所にいろいろ感じ入りました。

一番強く感じたのは、並木浩二くんていうのは、
とっても当たり前のふつ~の青年だということ。
おそらく、この二十一世紀に生きる野球少年と比べても
あまり大差が無いかもしれません。

自分の合い方であるキャッチャー君が軍に志願する!と言っているのに、
「俺の魔球はどうなるんだ?お前がいなくなったら受けるヤツがいなくなる」と自分の魔球のことをまず先に心配するノンポリぶり。

陸上部の北クンやキャッチャー君のように
強い意思やキッカケがあったわけではないのに、
周囲の雰囲気に釣られたのかその日のうちに志願を決めてしまう。
ちょっと流されやすい所もありそう。

「国ってなんだ?」と父親に聞かれて、
「国は国でしょ、日本とかアメリカとか!」と
ちょっと苛ついて答えてしまう青年。
本当は国とは何かなんて考えたことが無いのかもしれない。
だって野球のことしか考えたこと無いんだもん。

たぶん並木浩二くんという青年は特別な青年ではなく、
ただただ野球が大好きなごく普通の青年なんですね。
野球の事だけ考えてたら幸せ。
その点、現代の高校球児たちと何ら変わらない。

だから軍隊に入ったあとの厳しい状況下でも、
話題が野球になるとぱぁーっと表情が明るくなる。
野球の話をするときの、並木くんのこの表情の変わり方・・とてもいいと思いました。
今回映画をみて一番感じたのはこの点です。
野球の話題になるたびに、並木くんの表情がすごく輝くんですね。
野球大好き!っていう並木くんの気持ちがすごくよく伝わってきました。
そして彼がより身近な青年に感じられました。
もしこれからまだ映画を見る方がいたら、そんなところにも注目してみてください。

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松竹座1月公演の演目発表

2006-10-20 20:13:50 | 海老さまFile
来年1月の松竹座の演目とおもな配役が発表になりました。

海老蔵さんは、なんと
昼が【勧進帳】の富樫、夜は【毛抜】の粂寺弾正。

【勧進帳】の弁慶は、モチロン團十郎さんです。
2004年5月海老蔵襲名公演中に白血病で休演になって以来の、本公演での弁慶。
歌舞伎チャンネルで今月放送している『芸に生きる』では、
抗がん剤による治療の影響でだいぶ体の芯が弱っている・・・とおっしゃっていました。
なんとか一ヶ月間弁慶をするまでに
体力・気力が戻ってこられたのかとおもうと感無量です。
無理をなさらず、一ヶ月無事勤めおおせられるよう願うばかりです。

海老蔵さんの粂寺弾正は、初役。
ユーモアのある演技センスは抜群なのでそれは心配ありませんが、
はたして古風で大らかな味わいをどこまでだせるか。
腰元やお小姓に言い寄るとき、いやらしさを感じさせてしまって失敗です。

さて、これで11月演舞場の忠信、12月歌舞伎座の更科姫、
1月松竹座の粂寺弾正、2月博多座の高時、静・供盛の霊・・と、
海老蔵さんは4ヶ月連続での初役挑戦となります。 
どれも大役ばかり、しかも忠信以外はみな成田屋の家の芸。
海老蔵さんの強い意気込みが感じられます。

9月7日発売のEsseのインタビューでは、
「今は真剣に仕事のことを考えているほうがワクワクする」と語っていました。
海老蔵を襲名して2年半。
「團十郎になれる海老蔵になる」ために、挑戦に次ぐ挑戦が続きます。
応援していきましょう!


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海老蔵さん、【四の切】のお稽古

2006-10-18 21:51:07 | 海老さまFile
早くも来月の演舞場のお稽古が始まっているようです。

10月18日(水)付のニッカンスポーツ他に
海老蔵さんの記事が載りました。

『猿之助直伝 海老蔵宙乗り』(ニッカン実際紙面の見出し)

歌舞伎座地下のお稽古場で、猿之助さんからの1時間ほど直接「四の切」の指導をうけたとのこと。
海老蔵さんは紺地に白抜きのかまわぬ模様の浴衣を着ており、猿之助さんの鼓を持つ手元を見る目は真剣そのもの。海老蔵さんの手もしっかり狐になっていました。

同様の記事が、デイリースポーツ(写真あり)東京中日スポーツにも載っています。
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【出口のない海】の上映予定

2006-10-18 00:52:25 | 出口のない海
17日(火)に、
有楽町の丸の内ピカデリー2に【出口のない海】を観にいってきました(感想は別途アップします)。

窓口で聞いた所、丸の内ピカデリー2での上映予定は
一応10月27日までのようです。

まだご覧になっていない方、前売り券をお持ちの方、お早めに!

18日(水)と25日(水)はレディースデーで女性は1000円です。
歌舞伎会のカード提示でも1000円になります。

今日は6時35分からの最終回に行ってきましたが、
座席は比較的ゆったりと座れました。
予告編が長い(20分くらいやっている)ので、
多少遅れても大丈夫です。

観ようかどうしようか、迷っている方、ぜひどうぞ!

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2月博多座公演 主な配役発表

2006-10-17 23:10:44 | 海老さまFile
博多座のHPで、2月博多座公演の主な配役が発表されました(23日発表の予定がだいぶ早まったようです)。

昼の部は、私の勝手予想が当たりましたが、
夜の部は、ちょっとびっくりです。

 《昼の部》
   1. 高時  北条高時→海老蔵さん
   2. 鏡獅子 弥生/獅子の精→菊之助さん
   3. 蘭平物狂  蘭平→松緑さん 在原行平→菊之助さん

 《夜の部》
   1. おちくぼ物語  おちくぼの君→菊之助さん
               左近少将→海老蔵さん
   2. 船弁慶    静御前/知盛の霊→海老蔵さん
               舟長三保太夫 → 松緑さん
   3. 彦市ばなし   彦市→ 松緑さん

海老蔵さんの船弁慶・・って、本当でしょうか。
前回観た印象でおちくぼ物語の主役は少将だと思い込んでいましたので、
船弁慶での海老蔵さんの静・知盛は無いと考えてましたが、
おちくぼ物語の主役は、おちくぼの君だったんですね、きっと・・・。
そうすれば、3人が3演目でそれぞれ主役を勤めることになりますもんね。
(菊之助さん、どうしておちくぼ物語がやりたかったのかしら・・・。)

船弁慶の舟長に松緑さんということは、弁慶はどなたが・・・?
詳しい配役も早く発表になるといいですね。
彦市ばなしの殿様が気になる・・・。

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速報 歌舞伎座 12月の演目

2006-10-16 19:53:15 | 海老さまFile
14日(土)に歌舞伎座に行った際、帰りに出口の所に
12月の演目の看板が出ているのを見つけました。
でももう帰りがけで、写真を撮ることもメモも出来ずそのまま帰ってきました。

そして今日、そろそろ仮チラシが出てるはず・・・・と
会社帰りにわざわざ歌舞伎座まで行ってきました。
やったー!チラシGetです。

12月大歌舞伎 12月2日(土)初日-26日(火)千穐楽

昼の部
1.八重桐廓話 菊之助さん
2.将門    時蔵さん、松緑さん
3.芝浜革財布 菊五郎さん、魁春さん、東蔵さん、彦三郎さん、田之助さん
4.勢獅子   梅玉さん、松緑さん、雀右衛門さん

夜の部
1.神霊矢口渡 富十郎さん、菊之助さん
2.出刃打お玉 菊五郎さん、時蔵さん、田之助さん、梅玉さん
3.紅葉狩   海老蔵さん、松緑さん


以上です。

海老蔵さん、夜の一本だけですねー、今の所。
もう少し詳細な配役がでると、ちょっとした役につく場合もありますから、もう少し期待して待っていましょう。
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10月歌舞伎座 海老蔵さん舞台写真情報

2006-10-15 08:52:04 | 海老さまFile
昨日、ようやく歌舞伎座の昼の部に行ってきました。

舞台写真が出ていました。

海老蔵さんの舞台写真は61番~65番。
五郎の写真が3枚、定九郎の写真が2枚です。

十郎(菊之助さん)とのツーショットはないのかなぁ・・と思って、
菊之助さんのコーナーをみてみると、ありました! 57番です。
(最初の幕間では完全に見落としてました・・・・。)

結局、海老蔵さんの写真は全部で6枚です。

仁左衛門さんの舞台写真はなんと30枚近く・・・。
ファンの方には堪らないでしょうね。
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来年2月 博多座公演の演目発表!

2006-10-13 22:56:53 | 海老さまFile
来年2月の博多座公演の演目が博多座ホームページ
今日発表されました~。
早いですねー、うれしいですねー。

《昼の部》午前11時開演
 1. 高時
 2. 春興鏡獅子
 3. 蘭平物狂 

《夜の部》午後4時15分開演
 1. おちくぼ物語
 2. 船弁慶
 3. 彦市ばなし

主な配役は10月23日に発表予定だそうです。

先に勝手に配役を予想してみました。
まず《昼の部》は、三人が1演目ずつ担当。
  高時:海老蔵さん
  鏡獅子:菊之助さん 
  蘭平物狂:松緑さん

菊五郎劇団の激しい立ち回りが楽しみです。
博多ッ子の度肝を抜いてくれるに違いありません!

《夜の部》は、三人が互いに共演して、組合せを楽しむ趣向(と勝手に推測)。
  おちくぼ物語:海老蔵さん(左近少将)x 菊之助さん(おちくぼ姫)
  船弁慶:   菊之助さん(静&知盛)x 松緑さん(弁慶)
  彦市ばなし: 松緑さん(彦市)x 海老蔵さん(殿さま)

おちくぼ物語も彦市ばなしもとても楽しいお話で、
その間に重厚な舟弁慶を挟むとは、こちらなかなかニクイ狂言立てです。

2001年に観た彦市ばなしでは、花横でみた辰之助さん(当時)のプリプリしたおしりに思わず下を向いてしまいましたが、今度はどうなることか・・・。そして、
もし、もし彦市と殿さまの配役が逆だったりしたら、ンもう~~~大変!
天狗の子を誰がやるかも気になりますね。
年齢的には、右近さんあたりがちょうど良さそうです。

ところで博多座HPによると
昼夜共に約4時間30分の公演とのこと。
夜の部の終演は8時45分位ですね。

これって日帰り可能なのかしら。
10月の時刻表をみると、福岡→羽田の最終便は 
スカイマーク21:15 JAL 21:25 ANA 21:30
博多座のある中洲川端駅から
福岡空港までは地下鉄で約10分ですから、
不可能ではなさそうですが、かなり厳しそう・・・。
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10月10日付  日経新聞夕刊 劇評

2006-10-10 21:26:51 | 海老さまFile
10月10日付の日経新聞の夕刊に、歌舞伎座10月公演の劇評が載りました。

海老蔵さんの五郎、べた褒めされてます!

「(前略)一番輝いて見えるのが海老蔵の五郎に菊之助の十郎の『曽我対面』である。
  とりわけ海老蔵のオーラがすごい。セリフの端々、動きの角々に場内からごく自然な共感の笑いがおきる。セレモニー劇ともいえるほど約束事で成り立っているこの劇で、五郎のセリフや動作が海老蔵自身の自然さのように感じられるからだ。半面、約束事からはみ出す危うさも常にあって、それがまたスリリングな魅力に通じる。」だそうです。

評者の上村以和男於さんは、どんな月でもよいところを見つけて褒める評を書かれる方ですが、それでもここまで褒めているのは珍しい気がいたします。
まだ舞台を見に行けていない私としては、想像の翼がどんどん広がってとっても楽しみになってきました。
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10月7日付 朝日新聞夕刊 劇評

2006-10-07 22:18:06 | 海老さまFile
10月7日付 朝日新聞夕刊に歌舞伎座の劇評が載りました。

海老蔵さんに関しては【対面】の五郎についてのみ。
「海老蔵の五郎は容姿、動き、声量共にスケールが大きいが、荒事の力感の表現に達していないうらみがある」とのこと。

今日昼の部を観劇してきた母(海老蔵さんファンではない)は、海老蔵さんの五郎は勢いがあってとってもよかったと言っていたのですが、専門家の視点はまたちょっと違うのかもしれません。

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